MGMTやグリズリー・ベアなどに続き、ニューヨーク・シーンの震源地ブルックリンを賑わす4人組、ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハート。ある時期の渋谷系サウンドを彷彿とさせる繊細かつ直球なネオアコ系ギター・サウンドは、“トゥイー(ネオアコ)・リヴァイヴァルの旗手”とも目され、2009年2月の1stアルバム『THE PAINS OF BEING PURE AT HEART』リリース以来、アメリカ、そしてここ日本のインディ・シーンで話題が集中。今年1月には日本独自企画盤『ハイアー・ザン・ザ・スターズ』もリリースされた、今もっとも旬なバンドのフロントマン、キップ・バーマン(vo、g)に直撃し、ニューヨーク・シーンの現場や影響を受けたアーティストについて聞いた。