世界景気は、様々な不安を抱えているものの、拡大している。 7月23日の日経新聞は、こう記載しました。 www.nikkei.com 米国の大型減税、アジアでの省力化などによる設備投資需要が景気のけん引役ですが、米中の通商摩擦による貿易戦争が、企業や投資家の心理を冷やしてしまっています。 そんな貿易戦争について記載された同日の日経新聞「経営の視点」を記載した日経新聞編集委員 太田泰彦氏の記事「米中貿易戦争の結末は」興味深い内容でした。 太田氏は、今回の事態は米中貿易戦争の体を見せており、「国どうしの争いに見えるが、両国それぞれの国内で特定の個別企業が勝ち組として生き残」り、「政権から遠い企業が淘汰される国内戦争の側面がある」と書きます。 その背景には、「トランプ大統領はビジネス取引の感覚で通称政策を考えている」という懸念があります。 www.nikkei.com 7月19日の日経新聞では米フ