古地図と現代地図を重ねて比べられるサービスは数多くあるものの、古地図に書かれている昔の字は読みにくく、一目で理解するのは難しい──そんな不満を解消する新コンセプトのWeb地図「れきちず」のβ版が8月27日に公開された。 れきちずは、昔の日本を馴染みのある現代の地図デザインを使って描いたWeb地図。江戸時代の門や橋、寺社などランドマークとなるものは種別ごとのアイコンで表現し、街道については五街道とその他で色分け。街道に沿って宿場町のアイコンなども配置している。 船の航路についても海上に点線で描いていて、どの港とどの港を船が行き交っていたのか分かる。また、名称についても、例えば江戸城なら「御城」、隅田川なら「大川」と昔の呼び名を使った。 開発者は、オープンソースGIS「QGIS」のソリューション開発やデジタル地図開発プラットフォーム「MapTiler」などを提供しているMIERUNEのデザイナ
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