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ブックマーク / engineer.fabcross.jp (6)

  • 4~1400Kにわたって熱膨張ゼロの新物質を発見 - fabcross for エンジニア

    オーストラリア原子力科学技術機構(ANSTO)とニューサウスウェールズ大学(UNSW)の共同研究チームが、極めて広範囲の温度において膨張も収縮もしない、熱的に極めて安定な材料を発見した。スカンジウムとアルミニウム、タングステン、酸素から構成される直方晶系Sc1.5Al0.5W3O12結晶であり、4~1400K(-269~1126℃)にわたって殆んど熱膨張せず体積変化もしない。基礎科学的に極めて興味深い物理現象として注目されるだけでなく、精密機器や制御機構、航空機や宇宙往還機、高精度電子部品、医療インプラントなど、高い熱的安定性が求められる用途に応用できると期待される。研究成果が、2021年5月6日の『Chemistry of Materials』誌に論文公開されている。 鉄道用レールや送電線、電子基板や半導体製造装置から航空宇宙分野まで、機械設計や構造設計においては材料の熱膨張の影響を考慮

    4~1400Kにわたって熱膨張ゼロの新物質を発見 - fabcross for エンジニア
  • コイのウロコをヒントに、飛行機が受ける抗力を下げる - fabcross for エンジニア

    ロンドン大学シティ校の研究チームは、魚のウロコの並び方が、表面摩擦抗力の低減につながっているという研究結果を発表した。航空機に応用すれば、より低燃費で高速の飛行が可能になる。研究結果は、2020年9月3日付けの『Nature』、2019年8月30日の付けの『Journal of Experimental Biology』に掲載されている。 空気力学を研究するChristoph Bruecker教授らのチームは、自然界の構造を模倣しながら、持続可能な輸送について研究している。航空機の性能にとって、抗力の低減は重要な問題だ。研究チームは水中に目を向け、魚が効率的に泳ぐ方法に着目した。 魚類に関する研究では、サメの皮膚を覆う小さな歯のような突起を持ったウロコが抗力を抑えるとして知られているが、比較的小型の魚におけるウロコの配置とその役割については研究があまり進んでいないという。魚のウロコは、流体

    コイのウロコをヒントに、飛行機が受ける抗力を下げる - fabcross for エンジニア
    onigoy
    onigoy 2021/05/22
    鮫の肌を応用した水着みたいな?
  • 3Dプリンターから出る有害物質が気になる人へ――エンジニアが空気清浄ユニットをDIY - fabcross for エンジニア

  • MIT、古文書を未開封のまま解読する手法を開発――300年前のセキュリティを解析 - fabcross for エンジニア

    米マサチューセッツ工科大学(MIT)をはじめとする国際チームは、複雑に折りたたまれた未開封の17世紀ヨーロッパの手紙を、仮想空間で開封して内容を読み取る技術を開発した。研究結果は、2021年3月2日付けで『Nature Communications』に掲載されている。 我々が手紙を送るときは通常、封筒に入れて投函する。しかし、封筒が普及する1830年代以前は、人々は第三者に手紙を開封されるのを防ぐため、「レターロッキング」と呼ばれる方法で手紙を郵送していた。一番単純なレターロッキングは、手紙そのものを複雑に折り込んで封筒にしたもので、さらに蝋や紙で封印して機密性を上げるなどバリエーションが豊富だ。これらは、古代の物理的な通信セキュリティ技術と現代のデジタル暗号化との間のミッシングリンクとも考えられており、紙の折り目やひだ、スリット自体が、歴史家や修復家にとって非常に価値ある証拠となっている

    MIT、古文書を未開封のまま解読する手法を開発――300年前のセキュリティを解析 - fabcross for エンジニア
  • 無人戦術航空機「Valkyrie」、小型ドローンの空中発射に成功 - fabcross for エンジニア

    アメリカ空軍研究所(AFRL)は、無人戦術航空機「XQ-58A Valkyrie」の6回目の試験飛行を行い、内部爆弾倉から小型無人機(SUAS)の分離に成功したと発表した。 XQ-58A Valkyrieは、全長30フィート(約9m)、翼幅27フィート(約8m)の無人航空機。巡航速度マッハ0.72(時速約882km)で飛行し、航続距離は3000海里(約5600km)。増大する戦術航空機のコストを抑えることを目的としたAFRLの「低コスト消耗型航空機技術(LCAAT)」ポートフォリオの一部として開発された。 XQ-58A Valkyrieは、滑走路に依存しない、再利用可能な航空機で、幅広い運用任務が可能だ。低調達価格で開発され、従来の有人/無人機と同じ重要任務を達成でき、かつ運用費が大幅に低くなるように設計されている。 XQ-58A Valkyrieから分離されたSUASの「ALTIUS-6

    無人戦術航空機「Valkyrie」、小型ドローンの空中発射に成功 - fabcross for エンジニア
  • プログラミング上級者は脳活動が洗練されている――コード解析時の脳活動パターンが明らかに - fabcross for エンジニア

    2019年4月に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には日で45万人のIT人材が不足するかもしれないという。小学校では2020年からプログラミング教育が必修になるなど、プログラミング人材の育成に対する重要性は年々増し、関心も高まっている。 プログラミング上級者と初心者の違いは、どこにあるのだろうか。プログラミングは人類史において比較的新しい活動で、成果はもちろん、知識を構造化したり重要だと認識するポイントがそのレベルによって違うことは既に報告されている。しかし、脳のどこでこうした違いが発生しているのかは、まだ分かっていないという。 奈良先端科学技術大学院大学の研究チームは、コンピュータプログラムを理解する能力について、個人の習熟度の高さと関連する活動が脳内の複数の領域で見られることを明らかにした。研究結果は、2020年12月14日付けの『eNeuro』に掲

    プログラミング上級者は脳活動が洗練されている――コード解析時の脳活動パターンが明らかに - fabcross for エンジニア
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