東洋経済が3カ月に1度発刊する「会社四季報」最新号となる2017年3集(夏号)の集計では、金融を除く全産業の上場企業3075社について、今年度(2017年4月~2018年3月期)の純利益合計が前期比13%増になると予想している。 純利益とは、企業の営業活動によって生み出された売り上げから原価や費用だけでなく、本業以外の損益を合算したうえで、法人税をはじめとする税金を支払って、最終的に会社に残る利益。配当の原資にもなり、その名のとおり、会社が稼いだ純粋な利益である。 企業は短期的に業績が良くても意味はなく、原則として継続的に収益を出していかなければならない。長い期間で利益をキッチリと出し続けているのは、どんな企業なのか。東洋経済オンラインはそんな観点から、過去10年にわたって純利益を積み上げてきた企業を独自に調べ、トップ500社をランキングした。昨年も同じテーマのランキングを作成しているが、