それでも Rails のアップデートをする Rails 5.0 あたりから DHH らが考える Web 開発と自分の手元にあるソフトウェアの設計の乖離が激しくなっていると感じていて、まあはっきり言えば Rails のアップデートでうれしい、と感じる機会は減っている。 Web アプリケーションフレームワークは Rails のようなフルスタックなものより Sinatra/express 風のシンプルな DSL 風のものが好まれるようになっていて、歴史に Rails が残した影響が何かといえば「assets pipeline を導入したことにより、 Web フロントエンドを別言語から JS/CSS にコンパイルするという習慣を広く普及させた」ということになるのではないか、と感じている(GWT とかまあいろいろあったけど Rails 3.1 によって決定的にこういう考え方は普及したでしょう)。 A