地球温暖化でかねてから「おかしい」と指摘されていたデータが本当にねつ造されたものではないかとの疑惑が起こり、そのニュースが「日本を除く」先進国に広がっています。 これまで「温暖化は本当に起こるの?」と聞くと、「IPCCには専門家が3000人もいる」という返事が返ってきたものです。科学は多数決ではありませんから、3000人だろうが1人だろうが、信頼できるデータは信頼でき、いい加減なデータは信頼できないのは当然です。 だから、もともと「IPCCが何人いる」とか「査読論文だから」というのは、科学では論理破綻なのですが、普通の人は直接、論文を読むわけではないので、人数や権威などを判断の基準にするしかないのかも知れません。 ただ、IPCCが採用している温暖化のデータには偽造があるという指摘は、すでに数年前からあり、特に地球の気温変化を整理したデータとして、IPCCの第3次報告には入っていたマンのホッ