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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (3)

  • 「非エコ企業」が儲ける排出取引の矛盾

    エコとは言えない企業が「エコ商品」で儲けまくる──かつて経済合理性を生かした環境対策として注目された排出権取引が、そんな皮肉な状況を生んでいることが明らかになってきた。 インド南部タミルナド州に拠点を置く化学品会社ケムプラスト・サンマーがいい例だ。数十年前から冷媒ガスや溶剤、ポリ塩化ビニルを生産してきたが、実はもう1つ目に見えない「商品」がある。炭素クレジットだ。 これは温室効果ガスの削減量を示す取引単位で、1単位はCO2排出量1トン分に相当する。欧米の企業は排出量の基準を守るために、主に途上国の企業が削減した分を買い取って補う。その取引額は世界で数千億㌦規模に拡大。ケムプラストだけでも年間1000万ドルに達する。 しかしこれは、エコではない企業を甘やかす制度だと批判する声もある。今でこそケムプラストはクリーン操業が売りだが、長年にわたって工場排水を川に垂れ流していた。09年9月以降は1滴

    onkimo
    onkimo 2011/07/11
    排出権取引の問題点の一つ
  • 「正しく恐れる」ことのむずかしさ | Newsweek斜め読み | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    東京電力福島第一原子力発電所の事故は、依然状況が深刻であるにもかかわらず、テレビでの報道時間が減少しつつあります。NHKニュースの視聴率も事故直後より低くなっています。まあ、平常時の数字に戻ったということなのでしょう。視聴者の側にも疲れが見えます。 こういう事故が起きると、人は、自分の考えを補強する情報ばかり欲しがる傾向になるのだなと思います。放射能や放射線が恐い人は、今回の事故がいかに危険かという情報ばかりを集めて読みたくなるのでしょう。放射線が人体にどれだけ危険か、その情報を見て得心すると、テレビで「直ちに健康に影響が出るレベルではない」と伝えられても安心できません。むしろ、「政府やマスコミは危険なデータを隠しているのではないか」と疑心暗鬼に駆られてしまいます。不安の悪循環です。 一方、楽観視している人は、私たちが自然界で日常から放射線を被曝していることなど安心情報を求めます。成田~ニ

    「正しく恐れる」ことのむずかしさ | Newsweek斜め読み | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    onkimo
    onkimo 2011/04/11
    "人は、自分の考えを補強する情報ばかり欲しがる傾向になる" なるほど、私は楽観視タイプか。あと、海外メディアもたいしたことないのね、と。
  • 気候科学の不確かな真実

    悲劇再び? ハリケーン・カトリーナの被害に遭った家の残骸(ミシシッピ州) Rick Wilking-Reuters 悪いのは不況による経済への不安感なのか、ことのほか寒かった今年の冬なのか、それとも失態続きの国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)なのか──。地球温暖化を懸念する世界の世論が急速にしぼんでいる。 エコ先進国のはずのドイツでも、温暖化について懸念しているのは全体の42%にすぎない(06年には62%)。イギリスでは温暖化の原因は人間の活動だと考える人は26%にとどまっている(09年11月には41%)。1月に米ピュー・リサーチセンターが行った世論調査では、21の政策課題のうち温暖化は優先度で最下位にランクされた。 こうした風向きの変化に、ついこの間まで称賛の的だった気候学者たちははしごを外された格好だ。 IPCCの評価報告書の作成に関わった研究者の電子メールが大量流出する事

    onkimo
    onkimo 2010/08/16
    Newsweek 記事。これ、シュピーゲル記事 (和訳は http://bit.ly/aFF2DY) の影響が色濃く見えますね。筆者は在ドイツ。興味深い。「エコ疲れ」はあって当然だと思います。
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