茨城県立水戸第二高の数理科学同好会に所属していた小沼瞳さん(19)らが行った実験が世界的大発見となりました。高校に在学していた2008年に行った実験で、偶然から新現象の発見につながりました。そしてその現象を論文にまとめたものが、この度アメリカの専門誌に掲載されることになったそうです。 彼女たちが行なった実験は「BZ反応」というもの。水溶液が酸化と還元の反応を繰り返すことで、赤と青の交互に色が変わります。 BZ反応の参考動画です。 面白い! 不思議ですよね。 で、そんな実験をやっていた小沼さんたちは、その日の実験が終わった後、器具を片付けないままカラオケへ。ちゃんと片付けないと先生に怒られちゃうよ...と思ったら、それが逆に功を奏し大発見へ。なんと月曜日に実験室へ戻ると、液が黄色くなっていたとのこと。実は、これは全く想定外だった現象。赤青の変化は一度止まるともう変化しないと思われていたのです