NHK大河ドラマ『真田丸』が好調を維持している。 視聴率は、初回19.9%・2回目20.1%と久々に20%前後の好スタートを切った。その後すこし下がり始めるとネガティブな声が喧しくなったが、多少の上下動はあるものの第5話19.0%、第18話19.1%と粘り強く数字を維持している。当初4回が20%を超えた『江』(2011年)も、実は11回目には15.7%と4分の1以上の視聴者を失うことがあった。『平清盛』(2012年)も、6回目には4分の1の視聴者を失った。中には10回目に4割以上の視聴者を失った『八重の桜』(2013年)の例もあった。如何に『真田丸』が善戦しているかがわかる。 シングルソースパネルによる視聴実態調査それでも視聴率に拘り、何かとケチを付けたがる方々に、今日は視聴率以外の指標を使って、『真田丸』の見られ方が如何にユニークかをご紹介したい。ドラマの意外な側面に気づき、視聴率だけで