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ブックマーク / hyoshiok.hatenablog.com (6)

  • 数千万から数億のソリューションを買うのかオープンソースをハックできる人を育てるのか - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    数千万から数億のソリューションを買うのかオープンソースをハックできる人を育てるのか。もちろんそんなに単純な問題ではないが、じっくり考えてみるに値する。 企業にとっては、何らかの経営的課題が解決できれば別に自社で内製しようが、他社のプロプライエタリなソリューションを購入しようが、それこそオープンソースであれやこれやしようが単に手段が違うだけである。リスク、コスト、時間などを天秤にかけて決定すればいい。 わたしなんかは、オープンソース原理主義者的なレッテルを世間からは貼られているので、なんでもかんでもオープンソース(OSS)を推進しているように思われているが、理念としてのフリーソフトウェア運動に深く敬意を抱きつつも、ま、安ければなんでもいいんじゃない、という日和見主義者なので、商用製品を使うことになんら躊躇はない。 例えば、EMCのご大層なストレージを1TB用意するのと、ローカルストレージで1

    数千万から数億のソリューションを買うのかオープンソースをハックできる人を育てるのか - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • Linuxとgitを作ったLinus - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    誰でも知っていることだけど、LinuxというOSというかカーネルはLinus Torvaldsが学生のときに趣味で作ったのがはじまりだ。それは1991年ころの話で彼が21歳の頃だ。個人の趣味で作ったものが、いつの間にかに世界中のコンピュータだけでなく、携帯や家電や様々な機械の制御に使われている。 Linus Torvalds - Wikipedia 1994年ころには、PCで動く個人向けOSとしては十分な機能を持っていた。Xもあるし、gccなどのコンパイラもあるし、GNU Emacsやbashもあるので、ちょっとしたプログラムを作るには十分な機能を持っていた。 当時、勤め先のマシンはSunのワークステーションで仕事Linuxを使う機会は全然なかったのだけど、自宅のPCSlackwareのCDを入れてみたりした。日常的に使うことはなかったけど、1998年にOracleLinux版を出し

    Linuxとgitを作ったLinus - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • オープンソースのコンプライアンス問題と利用の成熟度 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    先日、オープンソース関連のセミナーを聞く機会があって、弁護士の先生がオープンソースをコンプライアンスの観点から解説をされていた。 弁護士の仕事はクライアントからの相談事を主に法律等の観点からアドバイスすることなので、クライアントがオープンソースにはどのようなリスクがあるかという質問をすれば、当然ながら「XXXというリスクがある」とか「XXXのリスクを避けるためにYYYという対策をとる必要がある」とか言う回答になる。 コンプライアンスという観点から、オープンソースのライセンスを検討すれば、GNU GPLのオープンソースを利用して、著作権者から訴えられない利用方法とか、MITの場合はどうだという方向になる。 クライアントも別にオープンソースに詳しいということもないから法律的な相談をするわけで、いかにリスクを最小化するかという文脈では上記のようなやりとりになる。 つまりこの文脈の中では、オープン

    オープンソースのコンプライアンス問題と利用の成熟度 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    ono_matope
    ono_matope 2014/05/28
    "オープンソースの利用についての課題が、ライセンスの話とか、技術者が足りないとか、コンプライアンスのあたりで閉じていて広がらないのは、オープンソースを戦略的に利用すると言う発想がない経営の問題"
  • エンジニアの英語化戦略 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    あなたが現役のエンジニアならば英語から逃れることは出来ない。エンジニアというプロフェッショナルな職業を選択した以上、自分の職業に誠実になるならば、学び続けなくてはならないし、その場合、英語を避けて通ることはできない。 まあ、50代以上で、もう引退だとか言う人であれば、ぎりぎり逃げ切るということは不可能ではないかもしれないが、それは現役エンジニアというカテゴリではないので、除外する。もちろん、50代だろうが60代だろうが現役であるならば英語から逃れることはできない。 少なくともインターネットの業界とかIT業界とかそーゆーところで飯をっている人であれば、ほとんどすべての情報は英語でやり取りされていて、一次情報の質と量については英語のそれは日語それを圧倒している。もし、そのような認識を持っていないとしたら、それはそれで相当ヤバいと思う。 もちろん英語を学ぶとか学ばないとかは余計なお世話である

    エンジニアの英語化戦略 - 未来のいつか/hyoshiokの日記
  • パクればいいんだよパクれば - 未来のいつか/hyoshiokの日記

    イノベーションが新しい産業を興し雇用を生み社会を豊かにする。多分それは間違いないだろう。 書は、イノベーターではなく模倣者(イミテーター)に焦点をあてている。企業が生き残って行くためには、模倣(イミテーション)はイノベーションと同じくらい重要な意味を持っている。にも関わらず、それの重要性については十分に議論されていない。暗黙のうちに、イノベーションは善であり、イミテーションは悪であるという呪縛にかられている。 科学も芸術も模倣から生まれている。 オープンイノベーションは、自組織が生み出せなかったものを外部とのコラボレーションとによって行う。その対極にあるのが、自社の技術に拘って、ビジネス的にも技術的にも劣ったものを投入して自滅して行くというNIH症候群である。 オープンソースはいいものをコピーすることによって発展している。それはアルゴリズムであったり、ベストプラクティスとして知られる、い

    パクればいいんだよパクれば - 未来のいつか/hyoshiokの日記
    ono_matope
    ono_matope 2013/03/23
    "「イノベーションは熱狂を呼び起こすが、模倣は淡々と行われる(39ページ)」"
  • 許可を求めるな謝罪せよ

    インターネットなんつーものはね、許可なんか求めていないクレージーな人たちによって作られてきたんだよ。それによって社会はすごくよくなったんだ。もし彼らが許可を求めていたら何も起こらなかった。そんな社会を我々は求めているのか。そーゆーことだと思う。許可を求めるな。謝罪せよ。 http://twitter.com/#!/hyoshiok/status/33183999060873216 この「許可を求めるな。謝罪せよ」というフレーズは@kawagutiに教えてもらったのだが、彼は@hiranabeから3Mの社是として聞いていて、その心はというと、ともかく試してみてうまくいかなかったら、その時また考えるというような趣旨の行動規範ということらしい。*1 関係各位の許可を求めていたら絶対物事は進まないし、何も始まらない。何かをやってうまくいくこともあれば失敗することもあって、その試行錯誤によって人は学

    許可を求めるな謝罪せよ
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