1943年当時日本の領土だった満州にて生まれる。戦争終結後混乱の中、日本に戻ってくる。 もともと手先が器用でエンジニアなどを目指し、おもちゃ会社にて働いていたが病気のため仕事を断念して自宅で療養することに… その間に自然とお兄さんのちばてつやの漫画のアシスタントをするようになり、それを見た編集者が「そろそろ漫画を描いてみないか」とスカウトし、漫画家になっていった。 とても細やかな神経とやさしさを持ち合わせた性格で漫画にもそれがとても現れていて読者をあったかい気持ちにさせてくれる数少ない漫画家。 ただ、完璧主義者のため筆が遅く週刊ペースには無理があったようで、しだいに心労がたまっていったのか41歳の時に自ら命を断ってしまうのだった。 ■ちばあきおはプロフィールでも触れたように作品に対して妥協を許さず何度でも加筆・修正を繰り返しとても時間をかけて漫画を描いていたそうだ。 デビュー作になる短編に