東京などに本社を置くIT企業4社が、今月から来月にかけて、福岡市に事業の拠点を設けることになり、14日、共同で記者会見を行って福岡進出の狙いなどを説明しました。 記者会見を開いたのは、▼スマートフォンで個人が不要品を売買するアプリを運営している「メルカリ」や、▼ゲーム開発会社の「アカツキ」など、東京や大阪に本社を置く4社です。 はじめに、福岡市の高島市長が「4社が同時に進出するインパクトは非常に大きい。福岡市で事業を始めることへの機運の高まりを、市として全国に力強く発信できると思います」と挨拶しました。 続いて4社の代表が、それぞれの福岡での事業戦略を説明しました。 このうち、イラストの投稿サイトなどを運営する「ピクシブ」は、福岡市に進出を決めた理由として、▼地理的にアジアに近いことや、▼福岡市周辺に理系の大学が多くエンジニアを採用しやすいことなどを挙げ、「福岡をアジア展開の拠点にしたい」