[パリ 27日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、 欧州航空機大手エアバスを格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。新型コロナウイルス感染拡大が航空会社に打撃を与えるなか、今後の航空機納入や納入前の支払いを巡り懸念が浮上しているとした。
ハイイールド債市場の一部で一斉デフォルトの可能性-ガンドラック氏 John Gittelsohn、Divya Balji 原油安や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、ハイイールド債市場の一部でデフォルト(債務不履行)の動きが加速する可能性が高いと、ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高投資責任者(CIO)氏が指摘した。 ガンドラック氏は17日のインターネット配信で、原油価格が30ドルを下回る水準にとどまった場合、「ハイイールド債市場の一部で一斉デフォルトが発生することが見込まれ、石油セクターもそれを確実に織り込んでいることが見て取れる」と述べた。 格付け会社も債券を格下げし始めており、スプレッド拡大に伴いこの傾向は増加の一途をたどるだろうと同氏は述べた。 ガンドラック氏はまた、今後1年間のリセッション確率を最高90%とする見方を示した。 原題: Gund
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは23日、トルコの長期国債の格付けを、投資適格級の「Baa3」から投機的水準にあたる「Ba1」に1段階引き下げたと発表した。見通しは「安定的」とした。 同社は7月のクーデター未遂事件後にトルコの格付け見直しに着手。経済活動の低迷や、政治的リスクの高まりを受け、信用力が低下したと判断した。「今後2~3年にわたり信用力の低下が続く」とも指摘している。 トルコ国債については、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も7月に投機的水準に格下げしている。格下げによりトルコ政府や企業の資金調達コストが高まれば、経済活動がさらに停滞する恐れがある。(ドバイ=渡辺淳基)
[ローマ 5日 ロイター] - 格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は5日、イタリア国債の格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げた。ジャンク(投機的)等級の1段階上となる。格付け見通しは「安定的」。 今年2月に就任したレンツィ首相は野心的な改革の実施を公約に掲げてきたもののイタリア経済は縮小を続けており、S&Pによる今回の格下げはレンツィ政権にとり大きな痛手となる。 イタリアの債務水準は国内総生産(GDP)の132%と、ユーロ圏ではギリシャに次ぐ高水準。S&Pはイタリアの債務水準は2017年末までに2兆2560億ユーロ(2兆7700億ドル)に達すると予想、6月時点の見通しから800億ユーロ引き上げた。
12月5日、S&Pはイタリア国債の格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げた。ジャンク(投機的)等級の1段階上となる。格付け見通しは「安定的」。 写真は2003年4月、 ローマで(2014年 ロイター/Tony Gentile) TG/jm [ローマ 5日 ロイター] - 格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は5日、イタリア国債の格付けを「BBB」から「BBBマイナス」に引き下げた。ジャンク(投機的)等級の1段階上となる。格付け見通しは「安定的」。 今年2月に就任したレンツィ首相は野心的な改革の実施を公約に掲げてきたもののイタリア経済は縮小を続けており、S&Pによる今回の格下げはレンツィ政権にとり大きな痛手となる。 イタリアの債務水準は国内総生産(GDP)の132%と、ユーロ圏ではギリシャに次ぐ高水準。S&Pはイタリアの債務水準は2017年末までに2兆2560億ユーロ(2兆
【ワシントン=柿内公輔】米自治体で、地方債の格付けを大幅に引き下げられる「スーパー・ダウングレード(超格下げ)」への悲鳴が相次いでいる。国債が格下げされた連邦政府と同様、財政難に陥る自治体が急増しているためだが、行政サービスや景気への影響も懸念されている。 ワシントンから車で西に約45分。バージニア州北部のマナサスパーク市は、1万4千人の住民の多くが首都に通うベッドタウンとして知られている。自然も豊かで、「米国の住みやすい小都市ベスト100」にランキングされたこともある同市に、先月衝撃的な知らせが届いた。 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、同市の格付けを「ダブルAマイナス」から「トリプルB」まで5段階も引き下げたのだ。「税収がガタ減りしているので格下げは予想していたが、ここまでひどいとは思わなかった」。同市の助役を務めるジェームス・ズムワルト氏は落胆を隠さない。 米国
格付業界に異変が生じたのは、2000年にムーディーズ・インベスターズ・サービスがニューヨーク証券取引所に上場した頃からだった。ちょうど前年にゴールドマン・サックスが上場したのと相まって、米国金融業界の利益志向がかつてないほど高まりつつある時期だった。また、CDO(債務担保証券)という時限爆弾が世界中にばら撒かれ始めたのもこの頃だった。 ムーディーズをはじめとする米系格付会社でも、伝統的なコーポレート(社債)部門よりも収益率の高いストラクチャード・ファイナンス(ストファイ)部門が台頭しはじめて、より多くの案件を獲得するために他社より高い格付けを付与しようとする傾向が強まっていった。 ストファイの格付けの旨味は手数料の多さにある。例えば米系格付会社の社債格付手数料は1件当たり500万~1000万円の定額制だが、ストファイは発行額に従って手数料が増える従量制で、料率は0.5~10ベーシスポイント
ギリシャ国債の格下げに端を発した欧州の金融危機は、緊急融資制度の発表によりいったんは沈静化するかにみえたものの、6月に入ると今度はハンガリーの財政危機が露呈し、再び欧州経済の先行きを危ぶむ声が高まっている。背景には、通貨ユーロが抱える構造的な矛盾とともに、各国政府の資金調達を左右する「格付け」の問題が横たわっている。 元国際金融マンで、長年ロンドンを拠点に金融・ビジネス小説の執筆活動を続け、格付会社の興亡を描いた最新作『トリプルA 小説 格付会社』をリリースした黒木亮氏が、一連の欧州金融危機の展開と予想されるシナリオを語った。 今回のギリシャの問題の直接の原因は、国債の格付下げによって市場から資金が調達できなくなり、債務を返済できない状況に追い込まれたことだ。もちろん、その前提として、財政赤字や公的債務が過大に膨らんだという事情があるのだが、それをEUとIMF(国際通貨基金)からの支援で乗
信頼されるメディアとしてロイターは、トムソン・ロイターのニュース・メディア部門で、毎日世界各地の数十億人にリーチする世界最大級の国際マルチメディア通信社です。デスクトップ端末、世界の報道メディア、業界イベント、そしてダイレクトにビジネス、金融、国内・国際ニュースをプロフェッショナルにお届けします。
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※事実+個人の見解です。 先週の話になりますが、日本のCMBSの一部のトランチがウォッチネガティブになりました。 ”JLOC38”で検索していただければ出てくると思いますが、MSの組成したCMBSです。 ネガティブの理由は、CMBSの背後にある34本のローンのうち1本の、借り換えが出来なかったからだそうです。ローンを借り替えて投資家に返却するはずが、借り換えできなかったため、物件を売却して投資家にお金を返却します。不動産の市場環境が悪く、いくらで売れるか分からないリスクが存在するということだと思います。 気になるのはリファイナンスできなかった理由で、ここからは個人の見解です。 ここ↓ ameblo.jp/dshi/theme-10003102832.html に書いてあることを信じると、ヒュー○ットという株価6円の上場会社とD○Zwirnというファンドが関係あるのでしょうか。D○Zwirn
よのなかのしくみ ~不条理な世界をお得に生き抜くアイデア集~ D氏が世の中の仕組みをなんでも分析していきます。当ブログはリンクフリー・トラックバックフリーです。 日本のCMBS(不動産証券化商品)の実質初の格下げが現実的なものとなってきました。 これまで日本のCMBSにおいては、マイカルの破綻により法的枠組みそのものが問われた 例を除けば、 格下げが起こらないという神話がありましたが、これが今崩れようとしています。 どのような商品が格下げになりそうで、何が原因なのか、探ってみましょう。 格付会社、ムーディーズが以下のプレスリリースを行っています。 ------------------------- ムーディーズ、合同会社JLOC38 が発行する社債を格下げ方向で見直し 発行金額48.5 億円のD 号社債を対象として 2008 年(平成20 年)6 月24 日、東京、ムーディーズ・インベスタ
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