4月27日、三菱東京UFJ銀行で国際部門を統括する守村卓副頭取は、ロイターとのインタビューで、海外M&A戦略について、今後3年間で1兆円を超える投資も可能との認識を表明。写真は都内の支店。2月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 27日 ロイター] 三菱東京UFJ銀行で国際部門を統括する守村卓副頭取は、ロイターとのインタビューで、海外M&A戦略について、今後3年間で1兆円を超える投資も可能との認識を示した。 守村副頭取は、収益に占める国際部門の割合を現在の27―28%から3年以内に4割に引き上げる方針を示したうえで「オーガニックだけでは4割にいかない。戦略性や収益性を踏まえて、案件によっては金額にはこだわらずに議論する。1兆円を超えてしまったら出せないなどということはない」と述べ、M&Aには柔軟に対応できる資金力があるとした。買収ターゲットとして、すでに子銀行
4月29日、米有力投資週刊紙「バロンズ」は、ダウ工業株30種指数は見直しの時期に来ている、と指摘したうえで、アップルやグーグルといった大型ハイテク株が新たに組み入れられてもおかしくない、との見解を明らかにした。写真はアップルのロゴ。カリフォルニア州で昨年8月撮影(2012年 ロイター/Mario Anzuoni) [29日 ロイター] 29日付の米有力投資週刊紙「バロンズ」は、ダウ工業株30種指数<.DJI>は見直しの時期に来ている、と指摘したうえで、アップルやグーグルといった大型ハイテク株が新たに組み入れられてもおかしくない、との見解を明らかにした。 バロンズは「指数は21世紀の市場の現実を反映する必要がある」と主張。バロンズは、ダウ工業株30種指数を算出するダウ・ジョーンズ社は銘柄入れ替えのタイムテーブルを持っていないが、向こう1年間に1、2銘柄が構成銘柄として新規採用される可能性があ
2日、ニューヨーク大学での講演後、質問に答えるガイトナー米財務長官=尾形写す 【ニューヨーク=尾形聡彦】「我々はそうした(日本型のデフレの)運命を回避できる」――。ガイトナー米財務長官は2日、米金融規制強化についての当地での講演後の質疑応答で、こう述べた。米経済の先行きに対する懸念を強く打ち消した形だ。またガイトナー長官は、銀行が保有する資本の規制強化で世界的な合意の必要性を訴えた。 ガイトナー長官は「米国は(危機の拡大を招いた)他国の教訓から学んで、危機の火消しに迅速に動いた」と説明。「多くの人々の予測よりも力強い経済成長を実現しており、主要銀行の経営基盤も以前よりずっと強い」として、「(日本型デフレに陥るとは)思わない」と明言した。 米国では、4四半期連続で実質国内総生産(GDP)がプラス成長を記録しているものの、2009年10〜12月期には年率換算で5.0%だった成長率が、10
経済百葉箱 第120号 日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。 通商政策の不確実性が招く貿易停滞 ―追加関税はわが国輸出の逆風に― ▼ポイント▼ ●米国の通商政策を巡る経済への悪影響が懸念されている。すでに実施されている政策(①米国の鉄鋼・アルミニウム関税引き上げと各国の報復措置、②米中による関税引き上げ)が米国経済に及ぼす影響は限定的との試算がある。一方、米国で現在検討されている③中国製品への一段の関税引き上げは、米中両国の成長率を相応に下押すと試算されているほか、④自動車関税の引き上げが各国の報復措置を招く場合、米国の成長率を大きく下押し
さてさて、先週の「私が今年考えたいテーマ」の続き。なんか長くなりそうな気がするので、後編を二つに分けて後編1と後編2にしようと思います。最初は、私がずっと長いこと興味がある都市化。去年も「GDP世界一の都市・東京」という記事を書いたりしていたが、将来は世界の人口のほとんどが都市に住むようになることを考えると、効率化した、ちゃんとした都市を作っていかないと大変なことになるだろうな・・・という直感があって、都市というものに非常に興味があるのだ。 1. 都市化する世界 水、食料、エネルギーに並んで、世界的に注目されている分野として「都市化」がある。今後数十年の間に、世界の人口がどんどん都市に流入して行き、世界の多くの人が都市で生活するようになるという現象だ。特に、アジアの新興国を中心に人口密度の高い都市が増えていくため、環境問題とか、水やエネルギーが不足する問題が起こりやすくなるだろう。だからそ
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