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2016年4月28日のブックマーク (4件)

  • 『なぜ』からはじめよう - 仕事の目的を設定する | タイム・コンサルタントの日誌から

    たしか林達夫の西洋史に関する論考だったと思うのだが、「古代ギリシャは豊かなイメージがあるが、社会的な生産性はじつはかなり低かった。ギリシャ社会を支えていたのが、奴隷労働だったからだ」という説明を読んだことがある。林達夫はわたしの尊敬する思想家で、平凡社の『世界大百科事典』の編集長をやった博学の人だ。 人を動かすということが、技術リーダーとして面白い仕事をする必要条件だと、前回書いた。では、具体的に、人は何で動くのだろうか? 一番すぐに思いつくのは、給料などのお金だろう。お金という報酬で、人を動かす。会社というのは、そうなっている。業務上の命令通りに働けば、給料がもらえる。上司の覚えも良くなる。そむけば、叱責されて給料が下がったり、首になったりするかもしれない。つまりアメ(給料・昇進)と、ムチ(罰則・失職)で動かす訳だ。 ここで人を動かすために使われているのは、「強制力」(権力)である。強制

    『なぜ』からはじめよう - 仕事の目的を設定する | タイム・コンサルタントの日誌から
  • 第49回 頭が良くなるドーピング「スマートドラッグ」

    陸上のベン・ジョンソン、野球のアレックス・ロドリゲス、自転車ロードレースのランス・アームストロング、テニスのマリア・シャラポワと聞けば、ピーンとくる方もおられるだろう。そう、ドーピング問題が持ち上がったトップアスリートの面々である。己の身体能力の極限を競うスポーツ界にあってドーピングは最大の禁じ手である。シャラポワは疑惑を否定しているらしいが、大きく自身のブランドイメージを損ねてしまったことは間違いない。 ドーピングの定義はなかなか難しいのだが、一般的にはスポーツ選手が身体能力を強化するために、薬物や何らかの装置などを使用して競技成績の向上を狙う手法のことをさす。筋力アップ効果のあるステロイドなどがその代表格だ。2008年の北京オリンピックで登場し世界記録を量産した競泳水着レーザー・レーサーなどは物理的ドーピングにあたるのか大きな論議を巻き起こした。ごく最近では、日自転車競技連盟のスポン

    第49回 頭が良くなるドーピング「スマートドラッグ」
  • STAP細胞、「つくることに成功した」と若山教授が発言…共同研究者も「見た」と証言

    一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏がその体験を綴った手記『あの日』(講談社)が1月に出版され、STAP細胞は再び世間の注目を浴びることとなった。そして先月、小保方氏がSTAP細胞のプロトコル(作製手順)をHP上で公開し、STAP細胞は科学的議論の場に戻った。 果たしてSTAP細胞は存在するのか、しないのか――。判断材料が少ないこともあり、その議論は尽きない。理研がSTAP細胞論文の不正を調査した「桂不正調査委員会」の調査報告書は、科学者の中でも細胞工学の専門家ではないと、どういう経緯で不正があり、STAP幹細胞とされていたものがES細胞だったと結論付けられたのか理解できない内容だ。 調査報告書は「調査には限界がある」と最終的な判断を曖昧にしている。「STAP幹細胞だとされたものを解析すると、それはES細胞に由来していた」とし、「STAP細

    STAP細胞、「つくることに成功した」と若山教授が発言…共同研究者も「見た」と証言
  • 「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査」を取りまとめました(METI/経済産業省)

    経済産業省は、IoT を含む非常に幅広い分野への応用が期待されているブロックチェーン技術に関して調査報告書として取りまとめ、「ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査」を公表しました。 1.背景 ビットコイン等の価値記録の取引に使用されているブロックチェーン技術は、その構造上、従来の集中管理型のシステムに比べ、『改ざんが極めて困難』であり、『実質ゼロ・ダウンタイム』なシステムを『安価』に構築可能という特性を持つともいわれ、IoT を含む非常に幅広い分野への応用が期待されています。 一方で、我が国企業は個別に技術検証が始まった段階であり、あらゆる産業分野における次世代プラットフォームとなる可能性をもつ当該技術において、主導権を海外企業等に握られる恐れがあります。 上記のような問題意識をもとに、以下を目的として国内外のブロックチェーン関連企業と有識者へのヒアリング等を通して