脱獄王 「白鳥由栄」白鳥由栄(しらとりよしえ)1907年〜1979年28歳の時、強盗殺人の罪で刑務所に服役。脱獄不可能といわれる4つの刑務所からの脱獄を成功させた脱獄王。白鳥の信念とは・・・・そこまで追い込んだ真実と裏側を全て紹介します。 「白鳥由栄物語」 [白鳥自首] 白鳥は、明治40年7月31日、青森県で生まれた。 豆腐屋を営み裏で泥棒をして生活していた。 昭和8年4月9日、盗みに入った家で発見され、殺人をおかしてしまう。 2年後、その時の共犯者が別件の「土蔵破り」で捕まったのを新聞で知る。 義理堅い白鳥は自首した。 昭和10年12月10日、青森刑務所に移送される。 これが受刑生活のはじまりだった。 [青森刑務所脱獄を決意] 看守たちは白鳥につらくあたった。 「お前のような人殺しは、どうせ死刑だ。早く死んでしまえ」と 白鳥を馬鹿にし、顔にタンを吐きかけた。 白鳥は腹を立て、脱獄