ブックマーク / tmasui.blogspot.com (4)

  • ユビキタスの街角: Steve Jobsとの面接

    Jobsが亡くなってしまって大変残念であるがAppleは引き続き頑張ってほしいものである。 Jobs氏と直接話したのは2006年の面接のときだけなのだが、 その時のメモを書いてみる。 iPhoneに関する情報が全く外部に出てなかったときの話である。 日時 2006/5/4 参加者 J: Steve Jobs F: Scott Forstall (iPhone開発責任者) M: 私 話の流れ ジョブズ登場! 報道とかで見るの同じ印象。調子が良くてスマートな感じ。 J: 「やぁトシ(握手)! 遅れてゴメン。滅茶苦茶面白いプロジェクトの打合せをしててネ。」 J: 「中身は言えないけど、Mac、iPodの次の柱となる大きなプロジェクトなんだ。」 J: 「君なら一瞬でも見たらその強烈さを理解すると思うョ」 J: 「日語の入力とかは結構鍵になるんだ。でもこれまでのより格段によくなるんだけどね」 J:

  • ユビキタスの街角: Knuth先生にアルゴリズムを教えたよ

    Donald Knuth先生の 弟子の播口さんに誘われて、 Knuth先生と夕を御一緒させていただいた。 185cm以上はある大きな人で、想像よりも若かった。 1938年生まれだからまだ70歳らしい。 とても頭が良さそうな顔をしている。当たり前か。 世間話の中で先生の執筆環境について聞いてみた。 M: 「文章書きとかどういう環境でやってるですか?」 K: 「大きなマシンも使ってるけど文章とかはLinuxノーパソでEmacsだね」 M: 「Emacsなんですか。仕様が変で困ったりしませんか?」 K: 「変な機能は使わないからね。自分で色々カスタマイズしてるし」 K: 「たとえば行に色をつけるElispを使ってる。参考文献リストとか書くときに、 大事なのとそうじゃないので色を変えるんだ」 K: 「CWEBを書くための仕組みも作ってる。まだ書いてないモジュールのリストは全部 木構造でダンプして

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    oooooooo 2008/05/28
    文章とかはLinuxノーパソでEmacsだね / / M: 「入力履歴の中に繰り返し部分があったら自動定義しちゃうんですよ」K: 「へー。でも“bbaabbaa”みたいなときはどうするの?」
  • ユビキタスの街角: メールにかわるコミュニケーションシステム

    メールというコミュニケーションシステムは、 昔はシンプルでよかったのだが、 以下のような様々な問題点を持っている。 確実に届くかどうかわからない 読んでもらえたかどうかわからない 一度送ってしまうと訂正できない 発信者を詐称できる 誰にでも送れてしまう 送られてきたものはすべて受け取らなければならない 相手を知っていてもアドレスを知らなければ送れない テキストしか送れない アドレスを間違えやすい 複数の人間で情報を共有しにくい もちろん様々な工夫によりこれらの多くは解決されているのだが、 複雑な情報をきめ細かく交換したり共有したりするには根的に向いていないので、 今後は消えゆく運命にあると思われる。 現在そういう兆候が全然見られないのは、 メールを完全に駆逐できる優れたコミュニケーションシステムが まだ発明されていないからなのだろう。 メールは使えるがWebは使えないような端末などほぼ存

    oooooooo
    oooooooo 2007/02/21
    メールは使えるがWebは使えないような端末などほぼ存在しない現在、メールキラーとなるようなブラウザ上のコミュニケーションシステムを発明できれば世界中の通信を支配できるに違いない。
  • ユビキタスの街角 データ圧縮手法の応用

    PPM (Prediction by Partial Matching)というデータ圧縮アルゴリズムがある。 一般に、あるデータ列が与えられているとき、次に来るデータを予測することができればデータ圧縮を行なうことができる。 データ列から判断して次に来るデータが「a」だと確実に判断できるときは「a」を記述する必要が無いからである。 PPM法では、既存のデータ列中の文字列出現頻度を計算することによってこのような予測を行なう。 たとえば「abracadab」というデータの次にどの文字が来るか予測する場合、 「a」は4回、「b」は2回出現している 「b」の後に「r」が続いたことがある 「ab」の後に「r」が続いたことがある ... といった情報を累積して確率を推定する。 この場合、 (3)から考えて次の文字は「r」である確率が高いが、 (1)も考慮すると「a」の確率もある、という風に計算を行なう。

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    oooooooo 2007/02/15
    PPM (Prediction by Partial Matching) 法は圧縮方法として優れた性能を持っているが、これは予測手法としても優れているということなので、予測式文字入力などに応用することができる。
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