【トリニータ】３億円返済にめど [2012年08月22日 10:30] メールで記事を紹介する 印刷する 大分トリニータを支える県民会議の役員会の冒頭、あいさつする坂本休会長＝２１日、県庁 大分県内の行政、経済団体でつくる「大分トリニータを支える県民会議」（坂本休会長）の役員会が２１日、大分県庁であり、経済団体の代表がトリニータを運営する大分フットボールクラブ（ＦＣ）に経済界で計１億円を支援する意向を示した。県と市町村も計１億円を負担する方向で調整を進めており、県民からの寄付１億円を加えて、Ｊ２からＪ１への昇格に必要なＪリーグからの借入金残額（３億円）の返済ができる見通しになった。 役員会には１２人が出席、非公開で協議した。県商工会議所連合会の姫野清高会長は終了後、「経済界も（トリニータを支える）三位一体の一翼を担うことを確認した」とした上で「厳しい経済情勢だが地元企業を中心に協力をお

ＦＣ岐阜の体制強化訴え　古田知事「経営陣交代含め」 2012年08月22日09:24 経営危機に直面するサッカーＪ２のＦＣ岐阜について、古田肇知事は２１日、現経営陣の交代の必要性について「限られた時間ではあるが、そういったことも含めて全体としての体制強化を率直に議論しなければならない」と述べた。また１億５０００万円を予定する地元経済界の資金支援を、合意した１０月末より前倒しする必要があるとの認識も示した。 ＦＣ岐阜は２０日、Ｊリーグからリーグ参加に必要な来季の「クラブライセンス」交付のための事前ヒアリングを受けた。 知事は「資金繰りと経営体制がこのままでは、来季の交付は難しいとされた」との報告を受けたことを説明。第三者が入る経営安定化委員会（仮称）を設置するとのクラブの主張に「リーグ側は（クラブ）本体そのものの何をどう変えて強化するかを、具体的に求めてきた」とした。 経済界による支援の資金