日本に滞在して1週間経った。新幹線や飛行機での移動もあったし、東京駅周辺も歩いたが。クールビズが定着し、ほとんどの人がノーネクタイなので、なんとなく日本人がだらしなくなったように感じてならない。学会の懇親会でも、海外からの参加者はきっちりとネクタイをしているが、日本人は大半がノーネクタイだ。 エネルギー対策として始まったクールビズだが、シカゴ大学病院の医師たちがネクタイをしているのを見慣れた今となっては、やはり、日本社会に締りがなくなったように思える。温暖化対策も重要だが、精神論的に何かがおかしくなっているような気がする。 話は変わるが、今、札幌がんセミナー参加のため、札幌にいる。そこで会った中国から参加した研究者に「5月に中国を訪問化した際に、発表者全員がPrecision Medicineという言葉を使っていたがどうしてか?」と尋ねたところ、習近平主席がPrecision Medici