編集部注:本稿はブログ「歴史とデジタル」からの転載。筆者の菊池信彦氏は近代スペインにおける歴史認識の研究で博士号を取得した後、現在は歴史叙述の方法論という観点からデジタル人文学の動向を追っている。 UCLのDHセンターと人文学のアドヴォカシーを行う4Humanitiesが、“The Humanities Matter!”というインフォグラフィックを公開した。 ・そもそも人文学はどのようなことをしているのか。 ・人文学に寄せられる批判はどのような内容で、 ・その批判は本当に妥当なものなのかをデータをもとに反論し、 ・文化って重要だと思われているし、実際重要ですよね、 というようなことをまとめたもの。 2012年のインフォグラフィック”Quantifying Digital Humanities”のフォローアップという位置づけとのこと。 個人的には、アメリカのCEOや製品開発のトップの約60%