グーグルは10月11日、Googleマップに視覚障害者向けの音声ナビゲーション機能を追加したと発表した。iOS/Android版ともに同日より利用可能。また、本機能は珍しく日米同時でのローンチとなる。 これは、目的地までの徒歩ルートにおいて、より詳細な音声ナビゲーションを提供するというもの。これまでは道の状況が目で見える前提での音声案内がメインだったが、新機能では、交差点までのおおよその距離を伝えたり、歩いている通りの名前や方向を教えるなど、不安を取り除けるようなナビゲーションを提供する。さらに、道を間違えてしまいリルートがかかった場合でも、その旨を音声で伝えるという。 グーグルでGeo製品の担当ディレクターを務めるRebecca Moore氏らは、「Help for Everything」をGoogleマップの理念として掲げており、Googleマップを使ったアクセシビリティのハッカソンを
このところ「EVシフト」という言葉を見聞きすることが多くのなったのではないだろうか。ガソリン車から電気自動車への転換を図る世界的な動きのことで、エコ志向の高まりなど消費者意識の変化からこの動きは加速しているといわれている。 その現状はどのようなものなのか。国際エネルギー機関(IEA)の最新レポートでは、EVにまつわる世界的な動きをまとめており、現状把握の参考になる。 2018年末時点における世界全体の電気自動車の数は510万台と前年から200万台増加。電気自動車の年間登録件数は、前年比で2倍ほど増えたという。 世界最大のEV市場は中国。2018年には110万台のEVが販売され、累計台数は230万台に達した。世界2番目のEV市場は欧州。 2018年の販売台数は38万5,000台、累計台数は120万台。欧州に次ぐ市場は米国で、同年の販売台数は36万1,000台、累計台数は110万台に達した。
Volvo Groupは、自動運転トラックによる貨物運搬サービス事業の担当部門「Volvo Autonomous Solutions」を新設すると発表した。2020年1月1日付けで発足させ、トラック事業セグメントの一部門として運営する。 大量の貨物をあらかじめ決まったルートで繰り返し運ぶ場合、自動運転とコネクティビティの両技術をベースとする輸送ソリューションが適しているという。Volvo Autonomous Solutionsは、鉱石採掘、港湾作業、物流センター間の貨物運搬といった分野を中心に、自動化された商用輸送サービスを提供していく。 Volvo GroupはVolvo Trucksを通じ、自動運転トラックによる運搬サービスを開始している。たとえば、ノルウェーのBrønnøy Kalk鉱山における石灰岩輸送、スウェーデンのヨーテボリ(英名:ゴーセンバーグ)港におけるコンテナ輸送といっ
ソニーとヤマハ発動機が共同開発した自動運転のボックス型車両Sociable Cart(ソーシャブルカート)「SC-1」を通した視界には、誰もあまり体験したことのない世界が広がる。 両社は10月17日、SC-1を利用したサービスを11月1日に開始すると発表した。まず沖縄県名護市のカヌチャリゾートと沖縄市の東南植物楽園で提供する。乗客は、2種類の「ムーンライトクルーズ」プログラムから選ぶことができる。このエンターテインメント車両は、テーマパークの常連客や買物客などの訪問者に、これまでとは異なるツアー体験を提供することを目指すものだ。 SC-1には窓がない。窓の代わりに、人の目よりも高感度のイメージセンサーが搭載されており、周囲の環境を高解像度でモニターに映し出す。乗客の目の前に広がるのは、窓ガラスを通して見る景色をはるかに超える世界だ。このディスプレイとセンサーにより、乗客は夜でも鮮明な世界を
パナソニックが自動運転ライドシェアサービスを開始した。10月17日に大阪府門真市にあるパナソニック本社エリア内で、自動運転走行を実施。敷地内の移動の足として従業員が利用する。 パナソニック本社は敷地面積が46万8400平方メートル。約1万4200人が働いている。本社のほか研究棟などの建屋が建ち並び、従業員は長い距離の移動を余儀なくされていた。自動ライドシェアサービスは駐車場や研究棟など4つの乗降ルートを結ぶ、1周2.4kmの距離を走行。平日の9時20分~16時30分の間、毎日運行し、所要時間は約21分。従業員は専用アプリやウェブサイトから予約することで、利用できる。車両は電動カートを改造したものを使用しており、最大4台が最短10分間隔で最大40往復をする計画だ。 サービスを手掛けるのは、1月に新設したモビリティ事業戦略室。社内カンパニーであるオートモーティブ社の事業とは別組織になり、モビリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く