最近の外国人観光客は奈良県がお好き? 近畿運輸局が訪日客限定の交通系ICカードの利用状況を調べたところ、2017年4~12月の関西6府県では、奈良県への訪問者が前年比3・4倍と最も伸びたことがわかった。ただ、滞在時間は最短で、日帰り旅行が多いとみられる。運輸局が関西経済連合会などと16日に発表した。 対象としたICカード「関西ワンパス」は各鉄道などで使えるもので、16年4月に導入された。昨年4~12月に販売された13万3千枚のカードについて、鉄道ルートの乗降駅の履歴から訪問した府県を調べた。カード販売が前年比約3倍となり、各地の訪問も軒並み増加。なかでも、奈良県にはのべ4万8千人が訪れ、伸び率では大阪府(3・0倍)や京都府(2・6倍)、兵庫県(2・5倍)を抑えて最高だった。 一方、滞在時間は大阪府が61・4時間で1位。京都府(30・2時間)、滋賀県(10・5時間)と続き、奈良県は4・6時間
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