スペース作り(チームレベル) ダイアゴナル・ラン(斜めに走ること)によるスペース作り 練習法 ”シャドー・プレー”と呼ばれるコーチ法を使ってダイアゴナル・ランを練習し、さらに、このダイアゴナル・ランとフィールドを前後、左右に広がるのとを併用することが可能です。シャドー・プレーには11人のプレーヤーがフィールド上に必要ですが、相手は必要ありません。実際に相手がいるつもりで反応するのです。 このシャドー・プレーは相手にわずらわされることなく、動きに対するフィーリングや想像力に富んだプレーが生まれる機会を、プレーヤーに与えるように工夫されています。 第22図では、丸のついた2人のフォワード・プレーヤーがダイアゴナル・スプリット・ランをし、次に全く反対の方向に二度目のダイアゴナル・ランをします。その後で、X1は相手ゴールから少し離れるようなダイアゴナル・ランをして、ゴールを背にしてパスを受けます。