git diffコマンドを使用する場合、どのようなオプションを指定するかによって 追加行数と削除行数に大きな差が生じます 。 もしgit diffコマンドを使用して論理LOCを算出しているのであれば、各オプションの違いについてしっかりと理解し、 論理LOCの明確な定義を定める ことによって生産性評価や品質評価、工数見積の精度を高めることができます。 本稿では、sample.txtという名前のテキストファイルにおける HEAD^ : 変更前のコミット HEAD : 変更後のコミット を例にして、各オプションの違いについて詳しく説明していきます。 以下は、変更前後におけるテキストファイルの中身です。ここで$は改行(LF)、^Iはインデントを示しています。 HEAD^ : 変更前のコミット $ cat -et sample.txt Add a space in the end of line.$
