Lambda Function のローカル開発を考察したとき に、不十分だったタスクランナーの導入を今回やりました。make についての細かい解説は本稿では行いません。Lambda Function 開発の要件を満たすためにタスクランナーとしてどのような Makefile の書き方があるかを示します。 Lambda Function をテストし、デプロイするためのツールはありますが、 複数の Function を全部プロイしたり 逆にひとまとまりの Lambda だけデプロイしたり 環境を指定してデプロイしたり ということを考えると工夫が必要になります。そこで登場するのがタスクランナーです。たくさんのタスクランナーが候補としてあり、一長一短あるところ、make が要件を満たすのではないかということで Makefile を書いていきます。ちなみに私自身これまで Makefile を書いたこと
こんにちは、あらいです。年の瀬ですが3月に書いた記事の続きです。 前回は基礎として、 makeは「作りたいファイル、材料になるファイル、作るコマンド」をルールとして定義できること ファイルの更新時間をみてコマンドを実行すること 複数のルールを連鎖できること などを書きました。 今回は、web開発の現場でmakeにどのような使い道があるかを書きます。 タスクランナーとしての用法 コマンドがファイルを作らない場合 それってオレオレサブコマンドにできるのでは? フォニーターゲットのお作法 PHP開発者のためのMakefileの実例 想定する状況 具体例 使用方法 他のタスクランナーとの比較 makeのいいところ 逆にcomposerのいいところ 小技 helpの自動生成 shebangを利用したオリジナルコマンド化 まとめ タスクランナーとしての用法 コマンドがファイルを作らない場合 前回の例で
こんにちは、あらい(@araitta)です。低依存好きです。 makeというコマンドがあります。 自分はちょいとしたコマンドをMakefileに書いておくことが多いのですが、この前「Makefileの読み方が分からん」と言われる事例がありました。 そこで今日はmakeを知らない人向けに*1、 makeがどんなものか、どんな使い方ができるか紹介してみようと思います。 make is 何 基本的な使い方 便利な特徴 ファイルの更新状態判定 複数のルール ルールの連鎖 パラメタの注入 まとめ make is 何 makeはビルドツールの1つです。 例えばC言語で開発する時、 *.c のファイルを書いて cc コマンドで実行バイナリを作ります。 $ cat > hello.c #include <stdio.h> int main() { puts("Hello, world!"); return
先日紹介したシェルスクリプトで「ビルドスクリプト」を作る時に便利なテクニックへのコメントとして「なぜMakefileでやらないのか」「Makefileの方がいいのではないか」といったものがありました。確かにmakeはメジャーなビルドツールなので、そのような疑問が出てくるのも当然でしょう。 なぜシェルスクリプトなのかということの理由はいくつかあります。 1つは、先のエントリの題材としたスクリプトが元々はWindows用のバッチファイルをLinuxのシェルスクリプトに移植したものだったからという理由です。Windowsのバッチファイルのベタ移植として作成したシェルスクリプトを継続的にメンテナンスしてきた間の改良の結果として、いくつかのテクニックが盛り込まれるようになったため、そのテクニックにスポットを当てて紹介しようというのが、先のエントリの発端でした。 もう1つは、シェルスクリプトは「シェル
環境が新しくなったので、これを機に設定ファイル類の管理を見直してみました。 調べてみると大抵は以下のように管理されているようなので、合わせてやってみます。 dotfilesをgithubで管理する(今回は.zshrcと.vimrcです) vimプラグインをvundleで管理する dotfilesをgithubで管理する 毎回設定ファイル等をコピーしたりするのが煩わしいので、githubで管理するようにします。 手順は以下の通りです。 # dotfilesディレクトリを作成 mkdir ~/dotfiles cd ~/dotfiles # dotfilesをgit管理する git init # 「.」ファイルをdotfilesに移動 mv ~/.zshrc ~/dotfiles/ mv ~/.vimrc ~/dotfiles/ mv ~/.vim ~/dotfiles/ ここまでで、dotf
べっ・・・別にソースコードなんて自分でコンパイルしないんだからねッ!!などと言わずにまず聞いていただきたい。30秒でMySQLのコンパイルが出来るというこの事実を。最近、細々とビルド時間の短縮に取り組んでいたのだが、正直ここまで爆速になるとは思わなかった。今日はビルド時間短縮のためのテクニックを紹介するので、是非皆さんも参考にして、快適ビルド生活を送って頂きたい!! 自己ベストは26.262秒マシンの状態や負荷の状況によって多少ビルドにかかる時間は前後してしまうのだが、これまでの自己ベストはなんと26.262秒。平均すると30秒ぐらい。以前は1分を切ることがなかったのだが、今ではなんとその半分でビルドが出来てしまう。これは純粋にmakeをするのにかかった時間であり、cmake(MySQL 5.5以降)やconfigure(MySQL 5.1以前)にかかる時間は除いてある。だがそれでも速い。
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