クローラのように、ユーザからの入力に応じて任意のURLにHTTPリクエストを発行するソフトウェアは、誤ってプライベートネットワークへのリクエストを処理しないようにする必要があります。悪意のあるユーザが故意にプライベートなネットワークに対してリクエストして、内部情報にアクセスするといった攻撃を行う可能性があるからです。 PerlではLWPx::ParanoidAgentやLWPx::ParanoidHandlerといったモジュールが便利です。これらのモジュールは、リクエスト先のURLをチェックしてプライベートネットワークへのリクエストを禁止してくれます。単にIPアドレスをチェックするだけでなく、ホスト名をDNSで解決して得られたIPアドレスをチェックしたり、リダイレクト先のURLをチェックしたりしてくれます。まさに偏執的です。 このLWPx::ParanoidAgentと同様の機能をもったG
Go において、いわゆる SSRF (Server Side Request Forgery) を防ぐような目的で、内部 IP アドレスにアクセスしない HTTP クライアントを作るには hakobe/paranoidhttp が便利だった。ただ、近年ではこれが作られて以降の Go 側のアップデートとして、net.Dialer.Control の登場がある(Go 1.11 より)。 type Dialer struct { ... // If Control is not nil, it is called after creating the network // connection but before actually dialing. // // Network and address parameters passed to Control method are not //
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