2010年9月15日のブックマーク (2件)

  • 企業経営:権力への意志  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年9月11日号) 企業に対して権力を持つ者もいれば、持たない者もいるのはなぜか。 ヘンリー・キッシンジャー氏は権力は究極の媚薬だと語った時、表現が控えめすぎるという罪を犯した。実際、権力は究極の生活向上要因にほかならない。 権力を持つ者は、権力を持たない者よりも友人が多いだけではない。権力者は比較的健康にも恵まれる。数々の研究によって、地位の低さは肥満や高血圧のような身体的原因よりも心臓病と強い関連があることが立証されている。 権力がもたらす恩恵は、近年、劇的に増大してきた。平均賃金が(米国で)停滞したり、(欧州で)伸びが鈍かったりした時に、CEO(最高経営責任者)やその他経営幹部の給与は急上昇した。 政治家は権力の魅力をカネに変える術を学んだ。クリントン夫はホワイトハウスを去った後の8年間で1億900万ドル稼いだ。トニー・ブレア氏は国政から引退してからの3年

    orakio
    orakio 2010/09/15
    カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・チャットマン氏は、お世辞が効果を失う点を見つけようとして実験を行った。実験の結果、それは存在しないことが判明した。
  • 「ECB依存症」に陥った欧州の銀行  JBpress(日本ビジネスプレス)

    欧州中央銀行(ECB)のジャン・クロード・トリシェ総裁は昨年11月、率直なメッセージを銀行幹部や政治家に発信した。 フランクフルトの名所の1つとして知られるアルテ・オーパー(旧オペラ座)の宮殿のような建物で開催された欧州銀行会議で、トリシェ総裁は、緊急措置の発動は大変結構だったが、「長期間使い続けると、銀行がこれに頼り切ってしまう恐れがある。下手をすれば依存症にもなりかねない」と警告したのだ。 それから10カ月。ECBによる流動性支援策の「依存症」になってしまった銀行がポルトガルやアイルランド、ギリシャといったユーロ圏の国々に数多く存在することを示す証拠が増えている。依存度はむしろ高まった可能性さえある。 それも、世界経済の環境が一時期に比べれば改善しており、7月の銀行ストレステスト(健全性審査)の結果がユーロ圏の金融システムへの信頼感向上をもたらしたはずであるもかかわらず、だ。 事態が落

    orakio
    orakio 2010/09/15
    ユーロ圏周縁国では1週間を超える期間の資金を民間銀行同士で融通し合う取引がほとんど行われていないという。「カウンターパーティリスク」への懸念がまだ残っているためだ。