FOMCのステートメントが出されました。 大方の予想通り政策金利は据え置き、また当分の間、現在の超低金利を維持するというスタンスも変わっていません。 その他、先月のリリースと読み比べてニュアンスに変化が出たポイントは以下の通りです: 1. 企業の設備投資の増加ペースは鈍化した 2. 銀行融資の緊縮は緩和した 3. インフレの水準は低すぎるという見解が示された 4. 住宅抵当証券の償還からくるキャッシュを財務省証券購入に充当することが再確認された 5. インフレが低すぎる場合、追加の量的緩和措置を講ずることをほのめかした なお今回のミーティングではドナルド・コーン副議長が引退したので彼の名前はありません。 カンザスシティ連銀のトーマス・ホーニングは今回もひとり反対票を投じました。ホーニングが反対票を投じるのは今回が6回目です。 今回は反対票を投ずるに当たり、その理由として将来の成長を妨げるよ
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