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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (14)

  • 我慢する3人~立川談志、ビートたけし、太田光の晩餐- てれびのスキマ

    ビートたけしと石橋貴明が総合司会を務める『日曜ゴールデンで何やってんだテレビ』では1月20日に「貴明が浅草で徹底取材!ビートたけしが出来るまで」として浅草時代のビートたけしを、27日に「貴明が六木でみた!ビートたけしの歴史」として、漫才ブーム以降からフライデー事件直後のビートたけしを島田洋七とともに振り返っていてとても貴重で興味深いものだった。 そして27日放送回の後半には“芸能人が持ち込むいわくつきの品々「ワケアリ商品」を査定する”「日曜質店」に爆笑問題がゲスト出演。ビートたけし、石橋貴明、爆笑問題という関東芸人の巨頭3組が揃い踏みした。 そこに太田光が持ち込んだワケアリ商品が、立川談志、北野武、太田光の3人のサインが並んで書かれたサイン色紙だった。ちなみに3人のサインの上部にはモザイクが。たけしはその“放送禁止”の円形のマークを指し「お日様マークだろ?」と笑った。 そして太田は、この

    我慢する3人~立川談志、ビートたけし、太田光の晩餐- てれびのスキマ
  • 萩本欽一とビートたけしの「浅草」- てれびのスキマ

    昨年*1フジテレビで放送された『テレビを輝かせた100人』では萩欽一が大物ゲストとして番組途中に出演して、自身の知られざるエピソードを語っていた。 そんな中、その最後にガダルカナル・タカとやり取りが交わされた。 タカは言うまでもなく、たけし軍団の一員として常にビートたけしと行動を共にしてきた芸人である。 タカ: 色々な萩さんの笑いのセオリーの中で「下ネタをやらない」っていうのがあると思うんですけど、たけしさんを含め我々はずーっと下ネタオンリーみたいなところがあって(笑)、それを萩さんはどんなふうにご覧になっていたのかな?って。すれ違う瞬間、楽屋が近くにあってもご挨拶出来なかったりしたので。嫌われてるんじゃないかなーとか。そういうのもあったんで。 萩: あ、そういう他の人が(下ネタを)やってるなんて全然なんともないし、現に私だって、裸の劇場で下ネタやってるところでやってましたから。た

    萩本欽一とビートたけしの「浅草」- てれびのスキマ
  • アイドル田原俊彦はいかにしてメディアから抹殺されたのか - てれびのスキマ

    お忙しいなかをね、マスコミ嫌いの田原のためにこうしてあつまっていただきありがとうございます。 今日のこの場面ですか、会見もね、僕の意思に反することは充分にあるんですが、ここに至るまでの段階として、ほんとみなさんの熱意と言うかしつこさと言うか大きなお世話に僕も大変困惑しまして。 −−(結婚式の)時期はいつごろになりそうですか? またぁ、こないでよー。疲れるんだから(会場笑)。嫌いなんだから。僕はみんなのことを。 何事も隠密にやりたかったんだけど、僕くらいにビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね。よく分かりました、はい。 これが当時各局のワイドショーなどでくり返し流された1994年2月の田原俊彦長女出産会見で、この中の「ビッグになっちゃうと、そうはいきませんけどね」という発言が「ビッグ発言」として大きく報じられた。また「終始傲慢な態度で記者の質問に答えない」などとされた。その結果、彼の好

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  • 「未来はいつも面白い」太田光の最後の授業- てれびのスキマ

    残念ながら9月9日の放送をもって終了した『爆笑問題の大変よくできました!』。 最終回は番組レギュラーの子供たちから「太田先生に最後に聞きたかったこと」と題して質問を寄せ、それに太田が答える形式で行われた。 太田は彼らの質問に真摯にストレートに答えていく。 どうやったら心が強くなれますか? 高校の時に友達が一人もいなかった太田。そんな状態では学校に行きたくなくなるはずなのに皆勤賞。 それに驚く子供たちは「なんで行けたんですか?」と問う。 負けず嫌いだった。 と太田は答える。 当時、高校の登校拒否とかそういうのが社会問題になってたの。俺らの世代は。 そういう子供たちの学校が今度できるようになって、その子たちがテレビでインタビューに答えってたの。 その子たちはね、「今の学校は教師も良くないし、イジメもあるし……」って「教育が間違ってる」みたいなことを言ってたんだよね。 俺はそれを見ててなんか「こ

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    orbis
    orbis 2011/09/17
  • 「60歳でテレビからは一線を退く」 明石家さんま、大いに語る。 - てれびのスキマ

    (※一部修正しました) 千原ジュニアをゲストに招いた『さんまのまんま』ではジュニアが手土産として「吉興業の後輩たちからの質問」持参。に対してさんまが真剣に己の芸人像を答え、その内容があまりに濃密だった*1ためか、この番組では異例の前後編(関東圏では6月25日と7月2日)に分けての放送となった。この一問一答はあまり各媒体などでインタビューを滅多に受けたがらない*2明石家さんまの数少ない貴重すぎるインタビューとなるはずなので記録しておきたい。 さんまさんはネタ帳はお持ちなんでしょうか?(じゃぴょん 植村からの質問) ネタ帳は持ってないなぁ。年に一度、コントライブやってるからレポート用紙とかには書くけど。今俺が見ても分からへん。口頭で次の日に説明するから「ジミー、植木屋」とか書いてあるだけで、1年経ったら「なんや?」ってなる。 だからネタ帳はないね。 ―――コントはどうやって作るんですか?全部

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  • 土田晃之の嫁に学ぶ愛妻芸人の育て方 - 2011-06-25 - てれびのスキマ

    土田晃之といえば、芸人でありながらの入院をきっかけに育児休暇を取るなど子煩悩で、何より愛家で知られている。 先日放送された『ブラマヨとゆかいな仲間たち』では、小杉に「なぜそんなにに一途になれるのか」「浮気をしないのか」と問われ土田らしい理詰めの理由を明かしている。 「単純に浮気がバレて離婚になってもいいの?」と。 もしそうなれば、大好きな4人の子供や嫁と一緒に暮らせなくなる。家も持っていかれるだろう。そして子供たちが成人するための養育費や慰謝料を全部合わせたら総額で2億円くらいになるのではないか。 「そんな2億の価値のあるSEXって何?」 その土田の言葉に絶句するブラマヨ小杉(笑)。 土田は「やっぱり女の人が男を育ててるんだな」と自分の嫁の素晴らしさについて続けて語る。 たとえば、土田はお笑い芸人を唯一辞めようと思ったことがあった、という。 それは大きな特番があった時。 その収録後の

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  • 江頭2:50、いわきへ行く。 - てれびのスキマ

    前回のエントリ「その時、芸人たちは何を語ったか。」でも少し触れましたが、江頭2:50は原発事故の風評被害で物資が届かないと問題になっている福島県いわき市に自らトラックを運転して救援物資を届けにやってきてくれました。 いわき市民としてその報を知ったときは嬉しすぎて涙が出ました。しかし、最初の報はミクシィ経由のTwitter情報ということで、まだ信憑性という点で疑問が残っていました。それでも、エガちゃんだったらやってくれてそうと思わせてくれる実績と伝え聞く人望があったのでそれだけでも僕は胸がいっぱいになっていました。程なくして、北野誠らが裏を取りその噂が真実であることが判明しました*1。結果、新聞報道に至りながらも人は「恥ずかしがり屋だから」とコメントは出していませんでした。 そして、4月1日。 ようやく自身唯一のレギュラー配信番組『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』で待望の人による証言

    江頭2:50、いわきへ行く。 - てれびのスキマ
  • ナインティナイン矢部浩之の決断 - てれびのスキマ

    11月27日。134日ぶりに『めちゃイケ』に復帰した岡村隆史。 その放送を見た水道橋博士はTwitterでこうツイートしている。 時代に選ばれた人がエースの役を担う。身を削りながらも労も厭わずマウンドへ立つ。我々はもし自分だったらと思いを馳せながら観客席から応援を送る。俺の代わりに彼はやってくれていると信じながら。エースの帰還。泣いて笑う。土曜日8時の大河ドラマのエースナンバーは受け継がれている。 2010-11-28 01:21:01 via web 生やさしい感動路線と言うなかれ。そう思う貴方は若く、人生を点に過ぎないと思っている。大多数の平凡な人生の代償行為を小さいおじさんは笑いに殉じて無私の精神でやってきた。あらゆる喜怒哀楽を飲み込むものがお笑いでしょう。 2010-11-28 02:58:57 via web これらを受け相沢さん(@aizawaaa)はこうツイートしている。 エ

  • タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ

    『バリバラ〜バリアフリー・バラエティー〜』をご存知だろうか? 僕もこことかこことかここで紹介しているが、NHK教育テレビの番組『きらっといきる』の中の月一コーナーである。 これは作り手も司会も演者も、障害者*1が中心となった日テレビ史上初の障害者バラエティ番組だ。 そんな『バリバラ』が12月4日2時間特番『笑っていいかも!?』として放送された。 そしてこれは想像していたより遥かに「教育テレビ気」を感じさせてくれる濃密で凄い2時間だった。もちろん色々なことを考えるきっかけになったし、なにより素晴らしいのは、障害者云々無関係に、抜群に面白いことだ。何度爆笑したことか。 たとえば「日一面白い障害者を決める」という企画『SHOW−1グランプリ』。 そこに登場した脳性まひの障害を持つ2人、周佐則雄、DAIGOによる「脳性マヒブラザーズ」によるコント「お医者さん」。 医者: 次の患者さん、ど

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  • 大泉洋、自分が愛される理由を饒舌に語る - てれびのスキマ

    先日放送された『スタジオパークからこんにちは』にゲスト出演した大泉洋。 大泉洋は言わずと知れた『水曜どうでしょう』をきっかけに北海道からブレイクした北海道のスターで、そこから全国区の人気になった稀有な存在である。 そして、彼の人気を表すときにもっともしっくりくるのが「愛される(愛されている)」という言葉だ。 なぜ、大泉洋は愛されるのか。 その問いに大泉は即座に「あれだけやって、僕が嫌われる理由、ないと思うんですよ」と嘯く。 さらに、自分がファンに愛される理由をとめどなく饒舌に語りだした。 北海道の洋ちゃん 北海道でこの番組(『水曜どうでしょう』)をきっかけにものすごく人気が出まして、ただの大学生ですからね、始まった時って。 (略) ホントにだから、北海道の人たちにとって、僕のことをスターだとか芸能人だとか思ってる人は少なくて、そのへんにいるお兄ちゃんと変わらないわけですよ。大学時代からやっ

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    orbis
    orbis 2010/08/14
  • 「絵に描いたような残念な天才」松尾スズキの赤塚不二夫論- てれびのスキマ

    NHK教育テレビで6月に放送された『こだわり人物伝』は、松尾スズキが赤塚不二夫を語る「ただただ“愛”なのだ」でした。 第1回、第2回の前半は、赤塚不二夫の漫画での功績、破壊の凄さが松尾の口で分かりやすく語られていました。 そして、第3回以降の後半は、赤塚がアルコールにまみれた晩年を焦点にあて、その生き方を生々しく振り返っていました。 僕が特に興味深く感じたのはその後半部分でした。 畏怖の念、憧れ、ちょっとしたガッカリ感(笑)。でも、そのちょっとしたガッカリ感がやっぱお茶目だなって思うのが赤塚さんなのかなって。 そこまで尊敬させてくれない。尊敬されたくもないんでしょうし。尊敬っていう形で人と関わり合いたくないんでしょうね。そんなに距離を置くなってことだと思うんですけどね。 難しい解釈をされることを嫌ってたんじゃないかと僕は思うんですよね。くだらないものはくだらないものとして受け取れってことだ

    「絵に描いたような残念な天才」松尾スズキの赤塚不二夫論- てれびのスキマ
  • 草野仁が明かすオウム報道- てれびのスキマ

    間もなく最終回を迎える「草野☆キッド」は「さよならスペシャル」と題し、草野仁の人生を自ら語り振り返っていた。 その中で彼が長く司会を務めた「THEワイド」での「オウム報道」について、当事者ならではの臨場感あふれる語り口で話していた。 長くやりました昼の番組の「THEワイド」っていうのはですね、他のどんなニュース番組にも、あるいはどんな情報番組にも負けなかったと思うのは、やっぱり「オウム報道」なんですね。 1995年3月20日に地下鉄サリン事件が起きるんですが、伏線は当然その1年前の松サリン事件です。 すぐに取材を開始して、当時、みなさん覚えてらっしゃるでしょう? あの近くに住んでいた河野義行さんが怪しい、と。 でも、そこに使われて、何人かの命を奪ったのが化学兵器のサリンである、と。 そういうことが分かった瞬間、これはもう、河野さんの(個人でできる)レベルじゃないから、河野さんは疑いの対象

    草野仁が明かすオウム報道- てれびのスキマ
    orbis
    orbis 2009/09/23
  • 堀井雄二が語る『ドラゴンクエスト』の魅力 - てれびのスキマ

    8月20日に発売された「オトナファミ 9/24号」は、「カリスマエンタの創り方」と題して、松人志や浦沢直樹などのクリエイターに創作法をインタビューしている。そんな中で、『ドラゴンクエスト』シリーズなど数々のヒットゲームを創作した堀井雄二のインタビューが特に興味深かった。 これぞ『ドラゴンクエスト』だ、という要素は? と問われた堀井は以下のように語っている。 懐の深さですね。例えば『ドラゴンクエスト』の基姿勢は、ある程度の“ズル”を許容範囲だと考えて作っているんですよ。『2』の福引所とかそうですが、福引券が当たったら売ってお金にしたり。人間って自分で発見した“ズル”がうまくいくと燃えるんですよよね(笑)。メタルスライム狩りだったり、そのこと自体にも思い入れが出来て、やる気になっていく。『9』でも、マルチプレイを利用すれば、来ならストーリーを進めないと手に入らない強い武器を買えたりします

    堀井雄二が語る『ドラゴンクエスト』の魅力 - てれびのスキマ
  • 受け手としての甲本ヒロト - てれびのスキマ

    完全に記事にするタイミングを逃してしまったけど、もうだいぶ前に復刊された「splash!! 」*1では、「ぼくたちのスタンダード」と題した特集で、甲ヒロト、水道橋博士、大根仁、山下敦弘、長嶋有、タナカカツキといった各ジャンルを代表する面々が、自分にとってのスタンダードを語っている。そのインタビューはそれぞれ金言だらけなのだけど、特に甲ヒロトの言葉は、一人でも多くの人に読んでもらいたいので、今更ながら紹介したい。 甲ヒロトは「受け手」としての自分の立場を隠さない。 日々やりたいことをやってるよ。ただ、レコードは毎日朝から晩まで聴いてます。僕が音楽が好きっていうのは、まずは聴くのが好きなんだ。 (略) ずっとステレオセットの前にいます。ときどきライブやります(笑)。ときどきレコーディングもするし、ときどき曲も作ります。でも、僕は「何の人?」って聞かれたら、「レコード聴く人」って答えます。

    受け手としての甲本ヒロト - てれびのスキマ
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