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ブックマーク / uzmz.hatenablog.jp (4)

  • Modと同人の違い - 有象無象

    前回のエントリに関連して、Modと同人ゲームの違いについて。 Modとは、日流に言えば一種の同人ゲームということなのだが、その形やバックグラウンドにある物は日米で大幅に違う。日同人ゲームが既存の人気キャラクターをシューティングやアクションに置き換えるのに対して、Modは既存の市販ゲームそのものを自分達の力で独自の物に作り替えるというパターンが少なからず存在する。加えて、日同人ゲームの多くは有料頒布されているのに対して、Modは無料ダウンロードが基だ。 また、アメリカのMod文化は日同人漫画の世界と同じように、優秀なプロ開発者を育て上げる土壌となっている。もちろん、日同人ゲーム界からもType-Moonを筆頭にプロへと転向していったグループもあるが、それはあくまでもエロゲーというゲーム業界全体から見ればマイナーな、大して技術力も要求されない片隅での出来事でしかない。それに

    Modと同人の違い - 有象無象
  • なぜヘボい原画家までセットで評価されるのか? - 有象無象

    エロゲーの不思議。シナリオが非常に優れたゲームが大ヒットすると、なぜかそれとセットで非常にヘボい原画家の絵まで、まるでシナリオと同レベルの品質であるかのように評価される。 古くは、初期Leaf「雫」「痕」「To Heart」あたり。その後、key系の「ONE」「Kanon」「Air」あたりが来て、最近ではTYPE-MOONの作品全般がそう。いくらシナリオが名作だからといって、ヘボい絵はヘボい絵に違いないだろう。それがなぜ絵までセットで評価してしまう人が現れるのか? 「自分の好きな○○○の原画を担当した人だからファンだ」というロジックならわかる。しかしそれは「○○○の原画だから絵が素晴らしい」にはならないだろう。シナリオの評価と絵の評価は別問題だ。 面白いことに、シナリオが名作認定された場合にのみ、この異常な水増しパワーが発生する。絵がいくら素晴らしくても、糞シナリオは糞シナリオのままであり

    なぜヘボい原画家までセットで評価されるのか? - 有象無象
  • MMORPGはなぜつまらないのか? そしてMMORPGが死ぬ日。 - 有象無象

    MMORPGがつまらない理由は2つある。 1つ目は平等性の問題。多くの場合プレイヤーはゲーム内では自分が主人公でいたいと願う。しかし、数千人が同時にプレイするMMORPGでは、基的に全てのプレイヤーに平等な環境を与えなければならない。もちろん、様々なランキングや城の争奪などによっていくらかの格差を付ける事は可能だが、それはシングルプレイゲームの自己中心感からは程遠いものである。*1 2つ目はインフラコストの問題。運営者は、常に数千人から数万人のプレイヤーからのアクセスに耐えうるだけのサーバと回線を用意しなければならない。*2 結果、初期投資と維持費に非常にコストがかかる。そこで、コストを回収するだけの売り上げをあげなければならない。*3 必然的に、プレイヤーを長時間束縛するために無意味なレベル上げやアイテム探しを強要するゲームデザインとなる。こんなゲームが面白いとは開発者達自身も思っては

    MMORPGはなぜつまらないのか? そしてMMORPGが死ぬ日。 - 有象無象
    orbis
    orbis 2008/02/20
  • mixiの限界とその突破方 - 有象無象

    既に指摘し尽くされた事柄だが、SNSというシステムには無理がある。メールアドレスなりなんなり1つで簡単に入会できる、外界と薄皮1枚で隔てられているような浸透圧の低い空間で、個人情報をオープンにして密なやりとりしようという発想は、システムとしてあまりにも脆い。 同時に運営会社は、利益を上げるためには常に会員数を拡大し続けなければならない。そして会員数が増えれば増えるほど、薄皮の中と外の成分は限りなく近似した物となっていく。ビジネスの方向とSNSという仕組みそのものが、根的に矛盾しているのだ。 そんな限界を迎えたSNSの代表であるmixiに、その臨界を突破する新しいビジネスモデルを提案したい。その名も「ミクミクシィ(mixmixi)」だ。ミクミクシィはSNSを超えたSNS2.0。入会方法は簡単。既にmixiに入会している会員の中から、さらに2名以上の紹介を受けた人物だけが入会できる上位サービ

    mixiの限界とその突破方 - 有象無象
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