ホーム インタビュー Steamでゲームを売る海外メーカー8社に「日本市場」について訊いた。日本ユーザーの増加を実感しているか?日本人のレビューは厳しいと感じるか?
Wizardryは今も日本で進化し続ける―――シリーズ最新作「ウィザードリィ外伝 五つの試練」Steam対応版の開発者にインタビュー ライター:川崎政一郎 12→ 若い4Gamer読者のなかには,そもそもその存在を知らない人や,名前しか聞いたことがないような人もいるとは思うが,年季の入ったゲーマーにとって「ウィザードリィ」(Wizardry)は,いまなお燦然と輝くRPGの金字塔であり,“ダンジョンRPGの代表作”である。 Apple II版「Wizardry #1 - Proving Grounds of the Mad Overlord」。すべてはここから始まった 第一作のオリジナルとなるApple II版(1981年)……はさすがにコアすぎるが,日本語にローカライズされたパソコン版(1985年)のあたりから,ウィザードリィは日本のコアゲーマーの間で注目を集めていた。 その後ファミリーコ
『初代ポケモン』マサラタウンのジオラマを画用紙で作ってみた! ストップモーションで描かれる表現に「立体なのがなんか感動する」「わくわくする」の声 藤井聡太二冠誕生────その報道に、日本全土が熱狂しました。 しかし世間の人々は、将棋のことそんなに詳しく知りません。 だから29連勝の時は食べ物のことで盛り上がりました。今はもう閉店してしまった『みろく庵』の出前が、豚キムチ雑炊を運ぶ写真が東京写真記者協会賞を受賞するなど、大手メディアの方々もこぞって飯の話題に飛び付きました。ねえ大手メディアくん……もっと将棋のこと報じよ? ネット上でも、藤井四段(当時)の食事の注文について様々な意見が飛び交います。 『中学生が昼飯に千円以上のものを頼むなんて生意気だ』『いやいやプロなんだから食に投資するのは当然』『あのビリビリやる財布に親近感がわく……』等々。 じゃあ今回は何で盛り上がったのか? それは……パ
“王将リーグ”特集は3年目。2018年、第68期のテーマは「戦国」。2019年、第69期は「才能と努力」に定めた。 2020年。将棋界のみならず世界が大きく動いたこの年、第70期王将リーグ特集は「ニューノーマル」を主題とした。 時節柄センシティブな話題となり得る可能性もあるだけに、8人の棋士と個々に相対した時の想定が描きずらかったというのも本音だ。対談形式を設定した舞台裏はここにある。 「対談ですか? では、自分は藤井二冠を希望します!」 相手の設定は王将・渡辺明を含めてすべて「取材者一任」とボールを返投されていた中で、永瀬拓矢ただ一人が対談相手を希望した。そして、藤井聡太ももちろんそれを快諾。ペアリングに頭を悩ませていただけに、永瀬の快答と屈託のない笑顔が心強かった。 未知の病の流行で暗く停滞する日本中を明るく照らしたのは将棋界だった。 棋士たちの奮闘と勝ち星の行方は、誰をも過剰なほどに
史上最年少でタイトルを獲得した将棋の藤井聡太棋聖(18)が21日、スポーツ報知のインタビューに応じた。19日に18歳になったばかりの若き棋聖に18の質問を投げ掛け、素顔に迫った。天才が語る等身大の声を「私生活編」「将棋編」に分けて紹介する。(聞き手・北野 新太) ■いちばん会いたい人 《質問〈1〉》棋聖獲得、改めておめでとうございます。タイトルホルダーとして将棋界を代表する立場になり、他業界との交流も増えると思います。ちなみに「世界でいちばん会いたい人」ってどなたなんでしょうか? 「あ、ハイ…。(米国の半導体メーカー)AMDのCEOでいらっしゃるリサ・スーさんに…。2、3年前に自分がAMDの『RYZEN』(CPU=コンピュータの頭脳部)を使っていることに対してのツイートをしていただいて、かなりうれしかったので。一度はお会いしたいなあと思っています」 《質問〈2〉》パソコンを自作されてますか
ホーム コラム 『スカイリム』『Fallout 4』にてModを作るクリエイター「ひげよし」氏に聞く。Modは誰がなんのために作るのか? Modとは、「Modification」を改造や変形というような意味を持つ英単語の略称で、ゲームにおいては改造データを指す。そのゲームのビジュアルやシステムはそのままに、内部データを改造したり追加したりすることで、遊びの幅を広げる。『DOOM』や『Quake』から始まる歴史は古く、PCゲームにおいてはひとつの文化として親しまれている。ModなしにPCゲームを遊ぶことは考えられないという人も多いだろう。 しかしModderと呼ばれるModの作り手については謎が多い印象があるのではないか。Modとは、どのような人がなんのために作るのだろうか。またModの制作にはどのようなものスキルやツールが必要かなど作る工程における疑問も尽きないのではないか。そこで今回は、
タイトルを直訳すれば『ドキ♡ドキ文芸部』。アメリカのTeam Salvatoによって開発された同作は、日本のゲームメーカーが開発した美少女ゲームやギャルゲーのような外見を持つビジュアルノベル作品だ。 ゲーム内容については後述するが、海外では発売からジワジワとプレイヤー間で人気が燃え広がり、昨年後半から今年にかけて国内外の複数のメディアにも取り上げられるようになった。 そのため、この手のジャンルに詳しくなくても、作品を目にした読者は多いかもしれない。 どれほど人気かと言えば、たとえばSteamでは発売から1月末までに7万5000件ものレビューが寄せられ、97パーセントのユーザーが好評を投じる事態となっている。 さらに海外の大手エンターテイメントメディアIGNでは、昨年末に公表された2017年のゲームアワードにて、ノミネート作品として「ベストアドベンチャーゲーム」、「ベストPCゲーム」、「ベス
【速報&水口哲也氏インタビュー】『Rez Infinite』PC版が本日登場! その出来映えに茫然自失しつつPC版の狙いを訊く。MODでユーザーが生み出す可能性に期待の言葉も…! 本日8月10日0:00に、一切の事前告知なくリリースされたPC版『Rez Infinite』。VRの新古典として名高い同作のSteamでのとつぜんの発売は、すでに各所で話題を呼んでいる。 PC版がリリースされたSteamページ 今回、電ファミニコゲーマーは、同作のパブリッシャーEnhance GamesおよびデベロッパーMonstarsからの招待を受け、本日のリリースに先駆けて、PC版の試遊(Oculus Rift / HTC Vive使用)と、同作のプロデューサー、水口哲也氏へのインタビューを敢行した。 (取材当日のプレイ画面) 8月初旬の都内某所、指定された会場に向かった編集部は、映画館さながらに照明が落とさ
ホーム 全記事 インタビュー 会社の中心で「これからはSteamの時代だ」と叫んだ盛P ― MAGES.盛政樹プロデューサーインタビュー 日本は家庭用ゲーム機の文化が強かったせいか、「パソコンでゲームをする」ことがあまり定着してこなかった。1980年代はゲーム = ファミコンかパソコン、という時代もあったのだが、Windows 95がリリースされるとすっかりパソコン=ビジネス向けとなり、ゲームと言えば家庭用ゲーム機のことを差すようになった。 ところがここ数年、さまざまな状況の変化により、ゲーム=家庭用ゲームという図式ではなくなってきている。それはご存じのとおりスマートフォンの存在も大きいが、その隣ではSteamも国内で存在感を見せてきた。Youtuberなどゲーム実況でSteamのゲームが取り扱われることが多いこともあるだろう。国内メーカーが次々とSteamに参入し、いまは「PS4/Xbo
ホーム 全記事 インタビュー 100万本売上を達成したPC版『RPGツクール』は今後どこへ向かうのか?「ツクール」シリーズプロデューサー・一之瀬氏に訊く 『RPGツクール』。その始まりは古く、初代作品は1990年にMSX2にてアスキーより発売された『RPGコンストラクションツール Dante』までさかのぼる。その後、1995年にはスーパーファミコン向けにも発売されヒットを飛ばしたほか、1997年には『RPGツクール95』がWindows向けに販売された。スーファミやPlayStationで作った作品を友人と交換し合ったり、PC上でプレイできる無料の『RPGツクール』製作品をプレイしたり。あるいはゲームを作るという行為に少しでも興味を持っていたのなら、『RPGツクール』でゲームを作ろうとした読者もいるかもしれない。 時は流れ2010年代。株式会社KADOKAWAは『RPGツクールVX Ace
音楽、映画、ゲームなどを総称するエンタテインメントは、人類の歴史とともに生まれ、時代に愛され、変化と進化を遂げてきました。 そこには、それらを創り、育て、成熟へ導いた情熱に溢れた人々がいます。この偉人であり、異人たちにフォーカスしインタビュー形式で紹介するエンタメ異人伝。 記念すべき第1回目は、日本のパソコンゲームの黎明期から現在に至るビデオゲームのパイオニア的存在である、株式会社日本ファルコム 創業会長 加藤正幸氏です。コンピューターを愛し、サラリーマン時代を経て、ソフト販売のショップを開店、ソフト開発を行い、日本におけるパソコンゲームの市場を開拓してきました。今まであまり語られることのなかった加藤氏の半生を追いました。 ※本記事は3回にわたってお届けするインタビューの第1回です。 インタビュー取材・文 / 黒川文雄 加藤会長は日本のゲームの歴史を作ってきた方の1人です。そのあたりのお話
人物紹介 NPO法人ゲーム保存協会 理事長 ルドン ジョゼフ フランス生まれ。幼い頃より80年代の日本のゲームの歴史に魅了され、その貴重な文化財を護り継ぐ取り組みを行なっている。 TAKERU30周年イベントにジョゼフさんも登壇予定!(詳しくはこちら) PCエンジンを追いかけ、偶然秋葉原で「TAKERU」と出会った フランス出身でありながら日本で「NPO法人ゲーム保存協会」を設立し、理事長を務めるほどゲームへの愛情が強いルドン・ジョゼフ氏。初めて日本に来たのは1992年の16歳のころで、その時は当時遊んでいたPCエンジンのゲームを探しに来たという。 「どこへ行けばゲームが売っているのかよく知らないまま東京を歩き回り、たまたま秋葉原にたどり着きました。しかしもう夜に近く、多くのお店は閉まっていて……その日はあきらめて帰ってしまいました。そして翌日また行こうとしたのですが、当時、まだ地名もよく
プロも思わず楽しくなるツールの使い心地とは。RPG制作ソフト「SMILE GAME BUILDER」のサンプルゲーム「グランブーム国物語」制作者インタビュー ライター:戸塚伎一 2016年9月8日,スマイルブームからリリースされたPC用RPG制作ソフト「SMILE GAME BUILDER」(スマイル ゲーム ビルダー)。本作のサンプルゲームである「グランブーム国物語 スマイルと目覚めし力」が10月6日に公開された(関連記事)。 「グランブーム国物語」は単体でプレイできるだけでなく,「SMILE GAME BUILDER」で読み込めば内部データを書き換えることも可能だ。つまり,これからRPG制作を始める初心者や,より凝った使い方をしたいと考えているプレイヤーにとっての「参考資料」としての価値を持つゲームでもあるのだ。 グラフィックスや音楽といった素材は,プリセットとして用意されているものだ
Steamに続々投入される国産STG。その背景や各種ゲーム市場への展望をケイブやグレフ,デジカなど7社に聞いた 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 カメラマン:増田雄介 12→ PCゲーム配信プラットフォームの最大手と言えるSteam。運営するValveはアメリカの企業なので,必然的に英語圏のゲームが多く配信されているが,2015年半ばごろから国産のシューティングゲーム(以下,STG)が続々と投入され,これまでとは少し違うユーザー層から注目を集めている。 さまざまなプラットフォームのSTGが一堂に集まるのは,いちプレイヤーとして嬉しい限りだが,なぜ急にこういった流れが出てきたのかは少し不思議に思える。そこで,今回はSteamに参入している国内STGメーカーや,2015年末にトランジションを開催したデジカのスタッフに集まっていただき,Steam参入の経緯や今後の展望,かつてSTGのメインプラッ
「ゲーム機への最適化=Radeonへの最適化」の時代が来る!? AMDに聞く「ゲームへのさらなる注力」 ライター:米田 聡 Devon Nekechuk氏(Product Manager, Desktop Graphics Product Management, Global Business Unit, AMD) 速報記事でお伝えしているとおり,AMDは2013年いっぱい,現行のRadeon HD 7000シリーズを継続する。これはAMD本社でGPU部門のプロダクトマネージャーを務めるDevon Nekechuk(デヴォン・ネケチャク)氏が4Gamerの取材に対して明らかにしたものだ。 氏は「我々AMDとしては,『2013年中,Radeon HD 7000シリーズに変わりはない』ということをユーザーにアナウンスしたい」と,あくまで前向きなメッセージとして語ってくれたのだが,AMDから,少
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く