CINEMORE(シネモア) Director‘s Interview 終戦80年上映『この世界の片隅に』片渕須直監督 すずさんも担っていた“加害”とは【Director’s Interview Vol.505】

CINEMORE(シネモア) Director‘s Interview 終戦80年上映『この世界の片隅に』片渕須直監督 すずさんも担っていた“加害”とは【Director’s Interview Vol.505】
「アバター」シリーズのジェームズ・キャメロン監督が、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』について「やや道徳的に腰の引けた作品」だったと述べたうえで、自身が手がける新作映画『Ghosts of Hiroshima(原題)』の構想を語った。 あわせて読みたい没入感のある曲面パネルを採用したKOORUIのゲーミングウルトラワイドモニター「34E6UC」がAmazonにて40%オフで販売中 昨年、映画史上最大のヒットメーカーの1人であるキャメロンが、「アバター」シリーズの制作からいったん離れ、チャールズ・ペレグリーノによる原爆を題材とした著書『Ghosts of Hiroshima』を基にした映画を監督することが明らかになった。 「ターミネーター」の生みの親で現在70歳のキャメロンは、本作を「妥協のない劇場用映画」と位置づけており、第二次世界大戦中に広島と長崎の両方で原爆の被害を生き
今月11日、第96回アカデミー賞で作品賞や監督賞はじめ、最多7部門の受賞を果たした『オッペンハイマー』。 第二次世界大戦下で原子爆弾の開発を指揮したオッペンハイマーの生涯を描いた作品だ。クローズアップ現代では、世界的なヒットを生み出し続ける“ハリウッドの鬼才”クリスファー・ノーラン監督への単独インタビューを2年余りの交渉の末に実現した。 なぜ今、世界の姿を一変させた科学者に焦点を当てたのか。作品に込めた核兵器の脅威とは。 今月29日の日本公開(配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画)を前に、桑子真帆キャスターによるインタビューが実現。その全文を公開する。 (聞き手 桑子真帆キャスター) 監督初の試み 歴史上の人物オッペンハイマーを描いた理由 映画『オッペンハイマー』は、去年7月にアメリカで公開され、世界興収は10億ドルに迫るなど、実在の人物を描いた伝記映画として歴代1位を記録している。
メディアに多数出演、 Twitterでの独自のキャラクターにファンも多い ロシア軍事研究家の小泉悠さんに、糸井重里が ウクライナ戦争の話をうかがいました。 なかなか語るのが難しい話題ですが、 軍事オタク出身で、ちょっとしたユーモアや キャッチーな話題などもはさみつつ、 やわらかく語ってくださる小泉さんのお話は、 身構えず、落ち着いて聞くことができます。 日本で暮らす私たちはこの戦争について、 どんな軸を持てばいいのだろう? 「知っておいたほうがいい部分」や 「考えておくべき部分」は、どこだろう? 戦争や軍事との向き合い方を考えるための なにかヒントになれば、と思います。 *2023年5月「生活のたのしみ展」でおこなわれた 「ほぼ日の學校 特別授業」を記事にしたものです。 >小泉悠さんプロフィール 1982年千葉県生まれ。 民間企業、外務省専門分析員などを経て、 2009年、未来工学研究所に
クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が興行収入5億ドルを突破し、同日公開の『バービー』とともに話題となっている。日本公開未定のこの作品について、またハリウッドが抱えるストリーミング配信やストライキの問題について、英紙「フィナンシャル・タイムズ」が監督にインタビューした。 監督本人が考える「大反響の理由」 青いボタンダウンシャツに黒のスポーツジャケットを着たクリストファー・ノーランが、ダイニングルームに入ってくる。ロサンゼルスのおしゃれエリアであるロス・フェリズの人気のレストラン「リトル・ドムズ」のドレスコードも余裕でクリアだ。 ベストとブレザーで現場を率いるこの監督であれば、それも当然かもしれない。超カジュアルが基本のハリウッドで、彼のフォーマルさは、ほとんどカウンターカルチャーといえる。 ノーランがブース席の隣に座り、我々はロサンゼルスでの暮らしについて話しはじめる。
メディアに多数出演、 Twitterでの独自のキャラクターにファンも多い ロシア軍事研究家の小泉悠さんに、糸井重里が ウクライナ戦争の話をうかがいました。 なかなか語るのが難しい話題ですが、 軍事オタク出身で、ちょっとしたユーモアや キャッチーな話題などもはさみつつ、 やわらかく語ってくださる小泉さんのお話は、 身構えず、落ち着いて聞くことができます。 日本で暮らす私たちはこの戦争について、 どんな軸を持てばいいのだろう? 「知っておいたほうがいい部分」や 「考えておくべき部分」は、どこだろう? 戦争や軍事との向き合い方を考えるための なにかヒントになれば、と思います。 *2023年5月「生活のたのしみ展」でおこなわれた 「ほぼ日の學校 特別授業」を記事にしたものです。 >小泉悠さんプロフィール 1982年千葉県生まれ。 民間企業、外務省専門分析員などを経て、 2009年、未来工学研究所に
メディアに多数出演、 Twitterでの独自のキャラクターにファンも多い ロシア軍事研究家の小泉悠さんに、糸井重里が ウクライナ戦争の話をうかがいました。 なかなか語るのが難しい話題ですが、 軍事オタク出身で、ちょっとしたユーモアや キャッチーな話題などもはさみつつ、 やわらかく語ってくださる小泉さんのお話は、 身構えず、落ち着いて聞くことができます。 日本で暮らす私たちはこの戦争について、 どんな軸を持てばいいのだろう? 「知っておいたほうがいい部分」や 「考えておくべき部分」は、どこだろう? 戦争や軍事との向き合い方を考えるための なにかヒントになれば、と思います。 *2023年5月「生活のたのしみ展」でおこなわれた 「ほぼ日の學校 特別授業」を記事にしたものです。 >小泉悠さんプロフィール 1982年千葉県生まれ。 民間企業、外務省専門分析員などを経て、 2009年、未来工学研究所に
ドイツやアメリカが最新の戦車の供与を決めたことは何を意味するのか。東京大学先端科学技術研究センター専任講師で、ロシアの安全保障や軍事政策が専門の小泉悠氏に聞いた。(聞き手=荒木涼子/稲留正英/白鳥達哉・編集部) >>特集「ウクライナ侵攻1年」はこちら ── 戦争の今の局面は? ■昨秋以降、膠着(こうちゃく)状態だ。秋まではウクライナ軍がかなり押し戻していたが、ロシア軍も立て直した。露軍は部分動員30万人中、10万人しか戦場に投入していない。残る20万人の投入や天候回復などで、春以降は数で優位となる可能性が高い。そのため、西側の軍事支援がさらに必要となった。 ── 西側諸国は戦争がエスカレーションしないようにしてきたが、戦車の供与は1段階上がったとみていいか。 ■西側には二つの目標、①ロシアの侵攻を成功させない、②第三次世界大戦に発展させない──がある。双方、重要な一方、完全に相反する目標で
「3月までに東部ドンバスの制圧を」とプーチン氏が命じたと報道されているが、その報道を裏付けるように日に日にロシア軍の攻撃は激しくなっている。プーチン大統領は21日に、これまで延期していた年次教書演説を行うというが果たして彼の頭の中はどうなっているのだろうか。 【写真を見る】“プーチンの頭脳” 思想家ドゥーギン氏初めて語る…「ロシアの勝利か人類滅亡かの二択」【報道1930】 「報道1930」では“プーチンの頭脳”とも言われる政治学者で極右思想家でもあるアレクサンドル・ドゥーギン氏にロシアによる侵略の意味、そして今のプーチン氏について話を聞いた。少なくともウクライナ侵攻以降日本のメディアに語ったのはこれが初めてだという。 まずは2022年8月に自らの娘を何者かによって爆殺された事件について話を始めた。 ■「怒りは全くありません…ウクライナは存在しなくなる」 “プーチンの頭脳” とも言われる思想
ウクライナ・バフムート近郊(CNN) ウクライナ東部の要衝バフムートの南西区域、ウクライナ軍の兵士2人が蝋燭(ろうそく)の灯る掩蔽壕(えんぺいごう)の中で日々を過ごしている。凍てつく大地を掘って作ったこの場所で彼らが数週間にわたり対峙(たいじ)するのは、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」と契約した数百人の戦闘員たちだ。これらの戦闘員はウクライナの守備隊に向かって、捨て身の攻撃を仕掛けてくる。 兵士の1人、目出し帽で顔を隠したアンドリーさんは、永遠に続くかと思われたある銃撃戦について回想する。ワグネル戦闘員の大規模攻撃にさらされた時のことだ。 「10時間くらい、戦い通しだった。波状攻撃なんてものじゃない。全く途切れることがなかった。敵が際限なく向かってくるように思えた」 撃ちっ放しのライフル銃は熱くなりすぎて、交換しながら使い続けなくてはならなかったという。味方の兵士20人前後で200人は相手
「やばいよ、やばいよ」 最初に話が来た時の私の気持ちは、リアクション芸人のそれである。 首相が、私に会いに来るというのだ。 それも世界で注目されている国の首相だ。 何で私に?Why me? でもやるしかない、覚悟を決めた。 (ネットワーク報道部 野田麻里子) その国は、小さな国で人口およそ260万人、大きさは九州くらいである。 経済状況もかんばしくない。ヨーロッパの中でも特に厳しいと言われている。 国名を「モルドバ共和国」といい、この小さな国を世界的に有名にしたのは理不尽なできごとからだった。 それがロシアのウクライナ侵攻。 モルドバ共和国はウクライナの、西隣に位置している。 それ故に侵攻の影響をすぐ受け、ウクライナから避難する人が一時、30万人近くになった。人口の10分の1以上だ。 比較するのはとても変だが、日本に1200万以上の人たちが避難してきたような計算だ。 そうした人たちをモルド
東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏。ロシアによるウクライナ侵略からしばらくの間、テレビを始めとするメディアで見ない日はなかったといっても過言ではない、ロシア軍を専門とする安全保障研究者だ。 ウクライナ侵略に踏み切ったプーチン政権に対して厳しい目を向ける氏ではあるが、自身の経験をもとに、市井のロシア人の生活から、国家観、社会を紹介する『ロシア点描』(PHP研究所)を上梓するなど、軍事以外の面での理解の必要性も訴えている。 ここでは、今回のウクライナ侵略に対する自身の見解や、研究者としての心境について伺った。(全3回の3回目/#1、#2を読む) ◆◆◆ この戦争は「ハイブリッド戦争」ではない ――話を戦争に戻します。今回の戦争は多様な主体や手段を用いるハイブリッド戦争であるか否か、識者の間でも分かれていますが、どう思われますか? 小泉悠さん(以下、小泉) ハイブリッド戦争をど
フランス誌が「世界で最も読まれ、世界で最も謎めく作家の一人」と評する村上春樹にインタビューをおこなった。語られたのは、父のこと、小説のこと、そしてある一日の過ごし方まで──日本語の全訳を独占公開する。 現代日本で最も有名な作家は、控えめに言っても、メディアに出ることがあまりない。完全にミュート状態というわけでもないのだが、それに近いところがある。そのことについて尋ねられるのも嫌だというところを隠そうともしない。 「小説家にとっては『良い小説を書く』というのがいちばん重要な事柄であって、それ以外のことはだいたい全部『おまけ』みたいなものだ。しゃべりたい人はしゃべればいいし、黙っていたい人は黙っていればいい。それだけ」 だからフランスの読者がこれまで知れたのは、彼がところどころでしぶしぶ書き記したような伝記的事実の幾つかだけだ。音楽が好きで、趣味はランニングと野球。それ以外は本を通してわかるこ
ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始してから約1週間。刻々と変化する戦況や現地での痛ましい被害が伝えられるなか、未だに見えないのが「プーチン大統領の思惑」だ。プーチンは何を求め、どんなシナリオのもとでこの侵攻を行っているのか。 そこで、防衛省防衛研究所でロシアの安全保障について研究している山添博史氏(主任研究官)にインタビューを行った。全面侵攻が始まった2月24日、報道番組「news every.」(日本テレビ系)に出演し、「ロシアの嘘を許してはならない」と強く語った山添氏は、現在の情勢をどう見ているのか――。(全2回の1回目/後編に続く) ※インタビューは3月1日夜に行いました ◆ ◆ ◆ ――ロシアがウクライナに侵攻してから6日が経ちました。ロシアの安全保障を専門とされる山添さんにとっても、やはりこの事態は想定外のものだったのでしょうか。 山添 2月21日の夜にロシア連邦がウクライナ東
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