ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.comニュース任天堂・宮本茂氏が語るゲームデザイン。「ゲームデザインとは設計」。前に遊んだゲームをより豪華にするのではなく、身の回りの何をテレビゲームにしたらおもしろいかを組み立てる
『クロノ・トリガー』といえば、今なお根強い人気を誇る傑作RPGである。 最近では、ファミ通にて行われた「平成のゲーム 最高の1本」のアンケートで1位を獲得したほか、過去にはTIME誌の選ぶ「歴史上で最も偉大なゲームTOP100」に選出されるなど、国内のみならず、世界的に高い評価を得ている。 そもそも『クロノ・トリガー』は、黄金期にあった『週刊少年ジャンプ』で情報を公開し、発売前から堀井雄二・坂口博信・鳥山明という『ドラクエ』と『FF』の作り手達の姿を強く押し出した作品でもあった。文字通りの“ドリームプロジェクト”として、当時の少年少女達をワクワクとさせた取り組みだったわけだ。 そんな『クロノ・トリガー』の発売から約30年の時を経て、プロジェクトの仕掛け人であった鳥嶋和彦氏をホスト役に、堀井雄二、坂口博信らが集結。当時、どうだったのか?をふり返るという座談会が企画された。 この内容は、ラジオ
「FEATURESーー視覚表現のトレンドを解剖」vol.01 『ジョジョの奇妙な冒険 第9部 The JOJOLands』の タイトルロゴとブックデザインを解剖 Interview デザイナー 成見紀子 取材・文:編集部 写真:谷本夏[studio track72] 1986年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始して以来、長きに渡って連載を続ける荒木飛呂彦による大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(2005年からは『ウルトラジャンプ』に移籍)。前シリーズの『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン』完結から約1年半後、『ウルトラジャンプ 2023年3月号』から新シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険 第9部 The JOJOLands』(ザ・ジョジョランズ)の連載がスタートして、2023年8月についにコミックスの第1巻が刊行された。 ここでは『ジョジョリオン』からコミックスのタイトルロゴを手がけ
サンライズワールド クリエイターインタビュー 第18回 『聖戦士ダンバイン』原作・総監督 富野由悠季 サンライズの作品のキーパーソンとなったスタッフに自身が関わった作品の思い出を伺うクリエイターインタビュー。第18回のゲストは今年で放送40周年を迎えた『聖戦士ダンバイン』の富野由悠季総監督にお話を伺った。 ネクスト・ダンバインは見えるか? ――『聖戦士ダンバイン(以下、ダンバイン)』は、今年で放送40周年を迎えました。 富野 先日、TVで『風の谷のナウシカ』(1984)を放送していましたよね。ちょっとだけ見たんですが、宮﨑(駿)監督は、根っからアニメ-ションとして物事をとらえられる人ですから、やっぱり作品の手触りに滑らかさがあるんですね。さらに『ルパン(『ルパン三世 カリオストロの城』)』以降、いろんな企画が難渋したこともありつつ、久々に映画に取り組んでみたらなんとかなったという雰囲気も漂
みなさまは、「RPGのバトル」に一体何を求めるでしょうか……? 爽快感のあるアクション? じっくり考えられるターン制? 動かしているだけで楽しい美麗なキャラモデル? 超洗練されたカッコいいUI? 戦ってるだけでノリノリになっちゃう戦闘BGM? おそらく、RPGが好きな人の数だけ十人十色の「好きなバトル」の理想形があるのでしょう。そしてそんな「RPGのバトル」において、直近で面白い試みをしようとしているタイトルがあります。 それがこの『崩壊:スターレイル』! 『崩壊3rd』や『原神』でお馴染みのHoYoverseが送る『崩壊』シリーズの最新作にして、なんと超ガッツリとした「ターン制バトルのRPG」なのです。日本国内ではターン制RPGからアクションRPGにシフトしていく大型タイトルも多い中、まさかのHoYoverseがターン制RPGでRPG業界に殴り込み! 『崩壊3rd』や『原神』などで培われ
『ラブライブ!』の大人気キャラを描いた室田雄平 自身のイラストを「賞味期限切れ」と語る理由と次なる挑戦 24歳にして突如、『ラブライブ!』シリーズのキャラクターデザイナーに抜擢され、数々のかわいらしいキャラクターを生み出し、人気を牽引するアニメーターになった室田雄平。シリーズの人気は第2作『ラブライブ!サンシャイン!!』で頂点に達し、話題を席巻した。 室田は2010年代のアニメ界で、もっとも目にされたキャラクターをデザインした一人といえるだろう。ジャケットのイラストを描いたCDはヒットチャートの常連になり、『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台となった静岡県沼津市には聖地巡礼に押し寄せる“ラブライバー”が続出。さらに作品から生まれたアイドルグループは紅白歌合戦にも出場し、そのアニメ制作にも関わったほどである。 しかし、室田は著書『アニメーター室田雄平が考える ヒットするキャラクターデザイン
ガンダムTVシリーズ7年ぶりの新作となる『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、毎週日曜午後5時~MBS/TBS 系全国28局ネットにて放送中。水星からアスティカシア高等専門学園に編入して来た少女、スレッタ・マーキュリーと学園理事長の一人娘ミオリネ・レンブランの出会いから物語ははじまる。この出会いは、どんな波乱を巻き起こしていくのか。 一度見たら忘れられない魅力的なキャラクターデザイン原案を手がけたのは、新進気鋭のイラストレーター・モグモ。本作参加の経緯からデザイン作業、こだわった点などについて、お話をうかがった。 ――さっそくですが、キャラクターデザイン原案として参加された経緯からお聞かせ下さい。 モグモ バンダイナムコフィルムワークスの方にご挨拶する機会があった時に「次のガンダムの企画コンペに参加しませんか?」と、モリオン航空として誘われたのがきっかけです。正直受かるとは思わなかったんです
前回は「出渕裕ロングインタビュー11 出渕裕とCGアニメと『ヤマト2199』と」 ――すごく私的な質問になるのですが。出渕さんとこうして知り合えたのは、とある僕だけを狙い撃ちして中傷してくる、いわゆる今でいうアンチが、僕のガンプラ連載を炎上させようとしたところから始まって、その結果、出渕さんとまず、SNS上でご縁が出来たわけですけれども。その上で、今回出渕さんが、こうして「市川大河と会ってみよう」と思っていただけたのはどうしてでしょうか? 出渕 アンチとか、そういうネット上での感情の応酬とかよくわからないし、あまりアンチとかそういう呼び方自体も好きじゃないんですが……。どうしてかと言われると。あ、意外と誰だからではなく、人と会って話すのが面倒くさいって思わない方なんで(笑) ただ、そうですねえ、氷川(竜介)さんがシェアかなんかしてたのかな?たまたま 『ガンダムを読む』(筆者がシミルボンで連
出渕 昔は作画でやるから「こういう細かいのは困る」って言われていたディテールが、入れられるようになりますよね。……といって無駄な入れ方をするだけと「ダメなデザイン」になるんですけど、まぁカトキ君たちの方が向いてると思うんですよ、そっちの方はね。で、(メカの)作画が出来る人(アニメーター)が減ってきてるっていうか、新しい「メカ作画をやりたい人」があまり出てこない。(原画の)単価が(簡単な作画と)だいたい同じくらいだからっていうのはあると思います。メカを描くのってかなり好きじゃないと出来ないんですけど、どんどん観る側の要求度が高くなって、ディテールなんかも情報量が多いわけじゃないですか。それをやっていくと、作画の手間は掛かるけどでも、実質的な原画単価は上がらない。そうすると人は入ってこないし、若手だって最初からそれ(メカ作画)が出来るスキルがあるわけじゃない。メカを動かしたい、これを描きたいっ
前回は「出渕裕ロングインタビュー9 出渕裕と「富野由悠季の娘」と「うわべのパブリック」と」 出渕 そういえば話が変わるんですが、安彦さんと富野さんが、決定的に(袂を別つことに)なった原因って、なんだか知ってます? ――いえ、知りません。両者の間で何があったんですか? 出渕 『クラッシャージョウ』なんですよ。『クラッシャージョウ』やってるときに、安彦さん同時に『巨神ゴーグ』(放映は制作完了後の1984年)やってましたよね。『クラッシャージョウ』のプレミア試写会みたいなのがあって、僕も行ったんですけど、なぜかね、入り口のところでお客さんをお迎えしているのが何故か富野さんなんですよ。 ――普通であれば、当然監督の安彦さんか、原作と脚本の高千穂遙さんですよね、そこは。 出渕 普通はね。でも安彦さんいないんですよ。で、その最中安彦さんが何をやってたかと言うと、近くの喫茶店で『巨神ゴーグ』のシナリオの
前回は「出渕裕ロングインタビュー8 出渕裕と「可愛い富野由悠季」と『オーラバトラー戦記』と」 ――富野談話で小説に関しては、こんなコメントが90年代初頭に残されています。 この間、角川スニーカー文庫の僕の担当が言うのよ、嬉しいのとショックなのと疲れた、っていう感情が混ざっちゃったんだけど、「うちで書いてくれるようになって、今年で10年ですね。作家って、大体本当の意味で売れるのは、10年経ってからなんですよ。そういう意味では、今年あたりは良い年なんじゃないですか」って。こっちは「10年やってしまった」って感じで、もう何もないんだよね。そういう気分がかなりあった時に、「だから頑張ってください」だもん。ガックリ来た。(笑) ラポートデラックス『機動戦士ガンダム大辞典【一年戦争編】復刻版』1991年 出渕 最近は(小説を)書いてないみたいだから、いいんじゃないですかね(笑) 後は……さっきのクェス
前回は「出渕裕ロングインタビュー7 出渕裕とナイチンゲールと高橋良輔と」 ――前回の高橋監督の逸話を聞いて思い出したのが、こんな富野監督のコメントなんです。 犯罪者になるっていう負債を負うのはやっぱりいくら何でも損だよね。だから僕は亙君を殺さない(笑)。カトキ君もブン殴らない。 CYBER TROOPERS VIRTUAL‐ON REFERENCE SCHEMATIC―電脳戦機バーチャロン副読本 「Laugh?...I nearly bought one!」 出渕 そういうこと(富野監督なら)言う言う(笑) 言う言う(笑) ――出渕さんに対しての富野監督の暴言で印象的だったのが、やはり『ダンバイン』の時の、ラポートの『ダンバイン大辞典』でのインタビューで、こういうのがありました。 例えばこういう言い方が出来る。出渕のアホが(笑)僕が思ってるより馬鹿馬鹿しいスケールの艦を作ってるんだから、修
出渕 あの時、小説が二本あったんですよ。『機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー』(徳間書店)っていうのと、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』(角川書店)があって、本来だったら『逆襲のシャア』の方でサザビーが出るのかと思ったら、サザビーという名のモビルスーツは『ハイ・ストリーマー』の方で、『逆襲のシャア』の方はナイチンゲールなんだけど、チェーン・アギは『ハイ・ストリーマー』には出てくるんだけど、『逆襲のシャア』には出ていなくて、代わりにベルトーチカがアムロとくっついているという。だからパラレルなんですよ。どっちも公式じゃないですか。それでそっち(角川版)の挿絵を描くってことになった時、ナイチンゲールっていうのが、要はサザビーなんだろうけれど、名前が違うから別物じゃないですか。それでどうしようかって思って、サザビーをモビルアーマーっぽくしたのがナイチンゲールで、νガン
前回は「出渕裕ロングインタビュー5 出渕裕とガンダムZZと小林誠と」 ――そういう意味では話の時系列は戻りますが、『Zガンダム』のころって、永野さんや小林さんたちの、非常にアクのつよい、個性的な線で描かれてあがってくるデザインに対して、藤田さんが絶妙なクリーンナップをすることで、世界観を維持していたという印象がありますね。 出渕 あの時のクリーンナップは、藤田君かなりの量をやってますけど、例えば誠っちゃんがやったバウンド・ドックとか、ガザCっていうのは藤田君じゃないんですよ。バウンド・ドックは大畑晃一君がクリーンナップやってるし。(大畑氏が)ぶつぶつ言ってるのを当時聞いてました。「あぁもう!こんなデザインをどうしろと!」ってボヤいてて(笑) 「だから俺はこうしました!」って(クリーンナップを)持ってくるんだけど、うーんこれはこれで、またなんか違うんじゃない?と(笑) ガザCは佐山君のメカデ
出渕 全然構わないと思いますよ。一時期カトキ君が、僕がデザインした物を「リファインデザインするんで」ってわざわざ連絡くれて、「(出渕氏に)見て欲しいんですけど」って。「え? カトキ君頼まれたんだから、それでいいじゃん」って言ったら「いや、出渕さんに見て欲しいから」って、当時ファックスで送られてきて。送られてきたら(意見を)言わなきゃいけないと思って言うじゃないですか。そうするとカトキ君が「え? そうですか?」って(笑) だったら聞くなお前!っていう!(笑) ただ、聞くっていう、カトキ君の姿勢自体は僕はすごく良いと思ったんです。カトキ君はやっぱり「オリジナルのデザインをやった人へのリスペクトを、僕はしてます」っていうのを強調されてるんで、それは大切だと思うから、気持ちは分かる。でも「じゃあこうかな?」って言ったら「えぇ? そうなんですか?」って、だったら聞くなっていう(笑) 一時期マスターガ
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