ブログマーケティングやブログ広告などで知られるアジャイルメディア・ネットワーク(AMN)は、2009年2月に設立2周年を迎えた。それを機に、徳力基彦氏が坂和敏氏に代わって代表取締役社長に就任した。 徳力氏と言えば、参加型ニュースサイトFPNで「アルファブロガーを探せ」という投票企画を主催し、「アルファブロガー」の言葉を一般にまで定着させたことなどで知られる。社長就任に至る背景や、今後目指すものは何か。AMN新代表取締役社長 徳力氏に話を聞いた。 ● 学級委員タイプだった子ども時代 出身地と言われると困るんですよね。一応本籍は東京都になるんですが、その後も埼玉県、千葉県、山口県と、引越しが多かったんです。一番記憶に残っている引越しは、小学2年生の時の千葉から山口。自分は全く引越のことを知らなかったのに、団地の親情報網で知ったらしい友だちから「引っ越すらしいじゃん」と聞いてしまったときはショッ
9月30日、「子どもたちのインターネット利用について考えるシンポジウム」が開催された。主催は「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」と社団法人全国高等学校PTA連合会。後援にはヤフー、ネットスター、マイクロソフト、ミクシィ、NTTレゾナントといったネット関連事業者が並んだ。 近年、子どものネット利用におけるトラブルや危険性が注目されている。2008年1~2月から未成年者の携帯電話新規加入者は原則フィルタリング加入となっていたが、年内までに既存契約者にも適用されると発表された。また、6月には“青少年ネット規制法”が制定された。そんな中、同研究会は保護者への啓発などを目的として4月に発足、今回のシンポジウム開催となった。 ● 「市民活動支援システム」の開発へ 基調講演は、群馬大学特任教授の下田博次氏が行った。テーマは「ペアレンタルコントロールの重要性」。中でも若年層の利用が多い携
現行の著作権法は、アナログの音楽や絵画などを念頭に置いて作られたものだ。デジタル技術の普及とともに登場した著作物の新たな利用形態が、著作権侵害と解釈されるなどのミスマッチがあると言われている。札幌で開催された「iCommons Summit 2008」で7月31日、「自由文化と著作権政策」と題したシンポジウムが開かれ、社会や技術の変化に合わせた著作権政策の在り方が議論された。 ● フェアユースのない著作権制度では、権利者側に有利な方向に収める圧力が働く 米国の著作権法には「フェアユース」という概念がある。無断で著作物を利用しても、公正な利用と判断されれば、著作権侵害にならないというものだ。公正かどうかの判断は、裁判所が行う。 一方、フェアユースの概念がない日本の著作権法では、権利侵害に当たらない行為を個別に規定している。北海道大学教授でフェアユース採用の重要性を訴えている田村善之氏は、日本
犬好きな人、いわゆる「犬派」を自認するネットユーザーの任意団体「WAooooN」が発足することになり、1日に都内の犬カフェで記者会見が行なわれた。 「WAooooN」は、近年、ネット上でみられる動物系コンテンツの多くが「猫」で占められており、ネコと共存するためのPCを扱った記事が多数のブックマークを集めたり、ガジェット系ブログとして知られるスタパブログがすっかり猫ブログ化している現状を憂慮。これらに危機感を持つ犬好きライターが中心となり、犬コンテンツの普及促進を図ることを目的に結成された。 広報担当者は「とにかく猫を出せばページビューが稼げるという安易な発想を打破したい」とコメント。今後の活動としては、土鍋に柴犬を押し込む「いぬ鍋」や、「きょうの犬村さん」「夢をかなえるワン」など、「どこかで聞いたような懐かしさを感じさせるとともに、犬を起用したことによる新鮮な驚きを与える」コンテンツを大量
マンガのビジネスモデルや著作権事情などを紹介するイベント「MANGAフェスティバル」が、東京・秋葉原で25日から28日まで開催された。27日には、著作権をテーマにしたセミナーが開かれ、文筆家の竹熊健太郎氏や角川書店代表取締役社長の井上伸一郎氏が著作権の保護期間について持論を述べたほか、IT・音楽ジャーナリストの津田大介氏らが、コミックのネット配信の問題点などを説明した。 ● 孫の代まで不労所得よりも、パブリックドメインで新たな創作物を 著作権の保護期間は著作者の死後50年とされ、その間は著作物を利用するには相続人全員の許可が必要となっている。死後50年を過ぎると著作物はパブリックドメインとなり、相続人の許可をとらずに著作物を利用できる。保護期間をめぐっては現在、文化審議会で著作者の死後50年から70年に延長することが議論されているほか、すでに70年に延長した米国が、日本に対して延長を要望し
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