画像引用元 明日は待ちに待った節分だ。節分といえば豆まきの他に恵方に向かって巻き寿司を食べるという儀式が蔓延っているのだが、私は豆まきこそ大好きであるものの恵方巻きに関してはかなり懐疑的に見ているタイプである。これは以前味わったトラウマに起因するところが大きい。 小学校低学年だった頃の話。当時私には大好きな女の子がいた。彼女は近所に住んでいる1学年上のお姉さんで親同士仲が良く、よく遊んでもらっていたことから淡い恋心を抱いていたことのである。年頃の割に大人びた優しい笑顔と、泣きボクロが特徴的な彼女にどうしようもない胸のざわめきを感じたものだ。 だが忘れもしない節分のあの日。私は近所の公園へ遊びに行くため住宅街を通り抜けていた。公園に行く途中、彼女の家の前を通るのだが何の気なしに家の方に目をやるとそこに恐ろしい光景が広がっていたことを今も鮮明に覚えている。 彼女の家族が窓の付近に立ち、何やら黒