本の話をするときに、まず、避けて通れないのが、「本ってなあに?」という問です。 本とはなにか。小説から、医学書、図鑑、絵本やビジネス書まで、形も内容も、さまざまですよね。 どの本にも共通していることといえば、題名があること、ページがあること、それから、「だれかが書いた」ということ。 いろんな本があって、いろんな人が読んでいる。それってすごくわくわくする。 サイドバーに書いてあることばです。ほんとうにそうだなあ、と見るたびに思っています。 だけど、じつは、わたしはむかし、本が読めないひとでした。 これからすこしだけ、わたしと本の話をさせてください。 わたしは本が読めなかった 不得意を得意にするひみつの魔法 せんせいが見つけたわたし 本とはいったい何なのか こわがらないでいい 本は待っている Fisher その本の名前は わたしは本が読めなかった 小学校の五年生だったでしょうか。国語の教科書に
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