変革の必要が分かっていても、85%の人が行動すら起こせない――。いくら変革を訴えても組織が変われない理由は、人々の「知性」が十分に成長していないからだという。『なぜ人と組織は変われないのか』(英治出版)でその理由と「処方箋」を披露したロバート・キーガン米ハーバード大学教育大学院教授に、変革に必要な「知性」について詳しく聞いた。 (聞き手は広野 彩子) 人々が変われない理由に、大人の「知性」が次の段階に成長できないからだ、という指摘をされていました。キーガン教授が意味する「知性」とは何でしょうか。 キーガン:私が言う「知性」は、mind(考え方、思考)です。Intelligence(知能)ではありません。つまり、情報をたくさん持っていたり、知識が豊富であったりすることを指すわけではありません。深く自分自身を内省すると同時に、自分を取り巻く世界を深く理解する能力を指します。視野の広さや、自分自
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