先週、小耳に挟んだのだが、リカルド・コッキとユリア・ザゴルイチェンコが引退するらしい。いや、もう引退したのかもしれない。ショウダンス界のスターコンビだ。とびきりのダンスを見せてきた。何度、堪能させてくれたことか。とくにロシア出身のユリアのタンゴやルンバやキレッキレッの創作ダンスが逸品だった。溜息が出た。 ぼくはダンスの業界に詳しくないが、あることが気になって5年に一度という程度だけれど、できるだけトップクラスのダンスを見るようにしてきた。あることというのは、父が「日本もダンスとケーキがうまくなったな」と言ったことである。昭和37年(1963)くらいのことだと憶う。何かの拍子にポツンとそう言ったのだ。 それまで中川三郎の社交ダンス、中野ブラザーズのタップダンス、あるいは日劇ダンシングチームのダンサーなどが代表していたところへ、おそらくは《ウェストサイド・ストーリー》の影響だろうと思うのだが、
徳川 義親(とくがわ よしちか/ぎしん、1886年(明治19年)10月5日 - 1976年(昭和51年)9月6日)は、日本の政治家、植物学者、狩猟家。尾張徳川家第19代当主。位階・勲等・爵位は従二位勲二等侯爵[1]。戦前の貴族院議員で、第25軍軍政顧問[2]。戦後は社会党を支援して党顧問となるが、公職追放を受けた[2]。日ソ交流協会会長[2]。戦前マレー半島で虎狩りをしたことから虎狩りの殿様として親しまれた[2]。自伝に『最後の殿様』がある[2]。 徳川義親(1913年10月、華族画報社「華族画報」より) 父は越前松平家・松平慶永(春嶽)で、1908年に尾張徳川家の婿養子となり、家督を相続。同家の東京移転に際し、愛知県下の土地等の財産の処分を指揮し、1931年に財団法人徳川黎明会を設立して同家伝来の什宝・書籍を同財団付属の徳川美術館・蓬左文庫で保存・公開。他家の家政整理にも携わり、「投出し
1890年(明治23年)京都府京都市に生まれる。農業を営む父・石原長太郎を手伝いながら15歳で京都府立農林学校に入学。卒業後は京都府庁に入庁し、農業技手として勤務した。その後、働きながら高等文官試験を目指し私立京都法政大学専門部法律学科(夜間)に入学、中川小十郎に師事し、1913年に卒業。 1915(大正4)年にマレー半島のジョホール王国・バトゥパハ(英語版)の三五公司のゴム園で働いていた弟・新三郎が独立を決意し帰国、支援を求められる[1]。同年、商業学校に在学中だった下の弟・高田儀三郎は退学して新三郎と共にマレー半島へ渡り、石原は父を説得し農地を売却して資金を捻出、翌1916(大正5)年3月に家族とともにマレー半島へ渡った[2]。兄弟3人はバトゥパハのパンチョールでゴム園を開拓するが、黒字化に時間を要し、生活費を賄うため雑貨商や水道工事の請負いを始めるがいずれもうまくいかなかった[3][
ーー「家族構造」に埋め込まれている「自由と権威」、「平等と不平等」の価値観が、人間の意識と無意識に働きかけて、近代のイデオロギーシステムや成長を生み出してきたーー フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッドは、「近現代の世界の多様性と文化的成長」を生み出した構造が「家族構造」にあることを、人口統計に基づく様々なFACTの時系列データから、独自のマクロ的視点で見出した。 本稿では、1951年生まれのトッドが三十代の時に記した初期の著作にして原点である、『第三惑星~家族構造とイデオロギーシステム』(1983年)、『世界の幼少期~家族構造と成長』(1984年)を2回に分けて読み解いていく(この2作は『世界の多様性~家族構造と近代性』(1999年、日本語版2008年初版)として纏められている) 今回の読解も、人間の行動選択や振舞いを決定づける脳構造、本稿シリーズの核である豊田・北島の脳構造マクロモ
人物 ラネーフスカヤ(リュボーフィ・アンドレーエヴナ)〔愛称リューバ〕 女地主 アーニャ その娘、十七歳 ワーリャ その養女、二十四歳 ガーエフ(レオニード・アンドレーエヴィチ)〔愛称リョーニャ〕 ラネーフスカヤの兄 ロパーヒン(エルモライ・アレクセーエヴィチ) 商人 トロフィーモフ(ピョートル・セルゲーエヴィチ)〔愛称ペーチャ〕 大学生 ピーシチク(ボリース・ポリーソヴィチ・シメオーノフ) 地主 シャルロッタ(イワーノヴナ) 家庭教師 エピホードフ(セミョーン・パンテレーエヴィチ) 執事 ドゥニャーシャ 小間使 フィールス 老僕(ろうぼく)、八十七歳 ヤーシャ 若い従僕 浮浪人 駅長 郵便局の官吏 ほかに客たち、召使たち ラネーフスカヤ夫人の領地でのこと [#改ページ] 第一幕 いまだに子供部屋と呼ばれている部屋。ドアの一つはアーニャの部屋へ通じる。夜明け、ほどなく日の昇る時刻。もう五月
<シリーズ2> ジョナサン・ハイト 『社会はなぜ左と右に分かれるのか?』 ~The Righteous Mind~最終回 (4)もっと建設的に反対しようよ ジョナサン・ハイトの『The Righteous Mind』読解の最終回は、本書第三部に描かれている人間の集団性を読み解きながら、意見の違いを乗り越えていく方策の展望を探索しよう。 本シリーズで前回までに眺めてきた、人間の道徳の直観主義的本質「まず直観、それから戦略的思考」、そしてハイトらが主張する人間の認知モジュール構造に基づく道徳基盤のアメリカのリベラル派と保守派の価値観の違いという「現実」に対して、私たちは、どうそれを乗り越えることができるのか?を眺め、本稿の基盤となるおなじみの豊田・北島の脳構造マクロモデルMHP/RTを使って、一緒に思索したい。 ”Can’t we all get along?”今回の本稿の日本語タイトル「もっ
忘却の効用: 「忘れること」で脳は何を得るのか 作者:スコット・A・スモール白揚社Amazon基本的に記憶力が良いことはこの社会を生き延びていくにあたって「良い」ことだとされている。記憶力を高めたいと思わない人がいるだろうか? 認知症でもないのに忘れっぽかったり覚えが悪かったりすると、心配されることもあるだろう。しかし、「忘却する」ことは脳にあらかじめ用意されている、とても有益な機能でもある。 本書『忘却の効用』はコロンビア大学の神経精神科学教授であるスコット・モールが、忘却の利点について解説した一冊だ。記憶力が良い人、何もかも忘れない人(時折、そういう人がいるのだ)にも良い点はあるが、そうであるがゆえのデメリットも存在する。僕も人に呆れられるほど忘れっぽい方で、もう少し記憶力がよければなあと思う局面も多い(たとえばトークイベントで昔読んだ本の話をしようとしても全然内容を思い出せないと本当
ウェブストア専用在庫が12冊ございます。(2024年08月25日 01時22分現在) 通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。 出荷予定日とご注意事項 ※上記を必ずご確認ください 【ご注意事項】 ※必ずお読みください ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。 ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。 ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。 ◆お届け日のご指定は承っておりません。 ◆「帯」はお付けできない場合がございます。 ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。 ◆特に表記のない限り特典はありません。 ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。 ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。 ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定くださ
鎌倉や大磯など湘南の風景や人物のキャラクターが細かく描かれた文章のない絵本「SHONAN WIMMELBOOK(湘南ウィンメルブック)」が完成し、全国の書店で発売されている。制作した「seno atelier(セノアトリエ)」(神奈川県鎌倉市)の妹尾和乃代表(42)は「子どもたちが知っている場所を選んだ。子どもと大人が一緒に楽しんでほしい」と話す。(砂上麻子) 湘南発祥の地とされる大磯から平塚、茅ケ崎、鎌倉の七つのエリアを取り上げた。平塚七夕祭りや茅ケ崎の烏帽子岩、観光客でにぎわう江の島や江ノ島電鉄鎌倉高校前などを背景に、湘南で暮らす人たちが個性豊かに描かれている。 各ページに「著」「湘」「絶」の漢字が書かれたTシャツを着た外国人が登場する。漢字をつなげると「著盡湘南清絶地(あぁ、しょうなんせいぜつち)」になる。この文字が刻まれた石碑が大磯にあり、湘南発祥の地といわれており、湘南の由来を感
Art by GPT-4. Prompt: “an image that evokes ‘The Triumph of Death’, with similar buildings and a similar layout, but where everyone is healthy and happy”不運には,代償に見合う値打ちがない「50歳までぜひとも生きていたいよ」――キース・ヘリング いや,たしかにこの記事の発端は,旧称 Twitter のソーシャルメディアプラットフォームでつい先日に起きた馬鹿馬鹿しいいざこざではあるんだけど,約束する,後の方まで読んでくれたらもっと面白い話になっていくよ! つい先日のいざこざは,有名な絵画を軸に展開してる.その絵とは,キース・ヘリングの「未完の絵画」だ ("Unfinished Painting").1989年に描かれたこの絵は,AIDS にな
光の花の庭 もうひとつの目玉として、草花が停滞期とされている冬季(10月下旬 - 2月上旬)はイルミネーション「光の花の庭」が開催される。イルミネーション「光の花の庭」は「地球や宇宙、環境の大切さ」がコンセプトで、約180万球の藤の花弁の形をした薄紫色のLED電球を使った満開の大藤を再現した光と音声の演出をはじめ、山の斜面や既設のパーゴラを利用した動く光の壁画や、水辺の多い園内の特徴を活かした水鏡による光量の倍増効果を狙った幻想的な画のイルミネーションなど、合計で約500万球(2019年現在)を使った大規模なものであり[19][20]、さっぽろホワイトイルミネーション(北海道札幌市)・ハウステンボス 光の王国(長崎県佐世保市)とともに、夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「日本三大イルミネーション」[21]および「さがみ湖イルミリオン」(神奈川県相模原市)・江の島「湘南の宝石」(神
top of page町内会広報誌 <町内会たより・みんなの広場 他>2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2024年町内会たより1月号 町内会たより2月号 みんなの広場1月号 みんなの広場2月号 町内会たより3月号 町内会たより4月号 町内会たより5月号 町内会たより6月号 みんなの広場3月号 みんなの広場4月号 みんなの広場5月号 みんなの広場6月号 夏祭り特集号(1) 最新号町内会たより7月号 みんなの広場7月号 New New 夏祭り特集号(2) New Up 2023年町内会たより1月号 町内会たより2月号 みんなの広場1月号 みんなの広場2月号 町内会たより3月号 みんなの広場3月号 町内会たより4月号 みんなの広場4月号 町内会たより5月号 みんなの広場5月号 町内会たより6月号 みんなの広場6月号 夏祭り特集号(1) 町内会たより7月号 みんなの広場
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く