女性に嫌がらせのメールを繰り返し送りつけたとして、千葉県警松戸署は1日、松戸市上矢切、自称会社役員、白川恵司容疑者(40)をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。 メールによる嫌がらせは、7月23日に施行された改正ストーカー規制法で加えられた禁止行為で、同署が警察庁に確認したところ、これを適用した逮捕は全国初という。 発表によると、白川容疑者は7月30日午後5時半頃から31日午後0時半頃にかけ、千葉県内の20歳代の女性会社員の携帯電話に、「いらつかせるなよ」「他人に迷惑かけたくないなら返信しなよ」といったメールを23回送信した疑い。調べに対し、「メールはしたが、必要があったからしただけ。逮捕は納得できない」と供述しているという。 女性が7月30日、県警に「つきまとわれるなどして怖い」と相談。松戸署が嫌がらせをやめるよう警告するため、白川容疑者に出頭を求めたが、応じなかったという。白川容疑者