◇地域の足、バスで確保 「十和田観光電鉄」(白石鉄右エ門社長、本社・十和田市)が鉄道存続のため、沿線3市町に5億円を超える支援を求めていた問題で、十和田市の小山田久市長らが3日、同市役所に白石社長らを呼び、支援しないと回答した。同社は臨時役員会や取締役会を開いて対応を決めるが、来年9月の開業90周年を前に事実上、3月末での鉄道廃止が決まった。【松沢康】 回答後の記者会見で、小山田市長は支援しない理由として、(1)支援したとしても将来展望が見えない(2)一企業に公金を使うことが市民(町民)の理解を得られない(3)バス代替運行で地域の足としての公共交通は確保できる--の3点を挙げた。 小山田市長は十鉄に対し、「来年4月以降、利用者、特に学生に不便を来すことのないようにしてほしい」と、廃線後の対応について要望した。 これに対し、白石社長は「従来の枠組みを超えた支援をなんとかいただけないかとお願い
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