経済産業省は十八日、九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町から飲食接待などを受け、国家公務員倫理規程に違反したとして、資源エネルギー庁と経産省の管理職の二人を懲戒処分にしたと発表した。二人は当時、資源エネ庁の原発政策の担当者だった。 経産省によると、接待などがあったのは二〇〇八年から一二年の五年間。四十代の管理職は六回(計四万五千円相当)の飲食や土産の提供を受け、四段階ある懲戒処分のうち二番目に軽い減給十分の一(一カ月)、五十代の管理職は五回(計二万八千円相当)で最も軽い戒告とした。二人は今年一月に新聞報道で問題発覚後も、飲食や土産の提供を受けていたという。 また、同様の違反行為があった別の職員六人のうち、三人については内部処分とした。残る三人は出向中で、経産省に戻り次第処分するという。このほかの職員には違反行為はなかったと結論づけた。経産省は職員の所属や性別などについて「個人が特定される