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作品と名詞に関するorticaのブックマーク (2)

  • 「題未定 安部公房初期短編集」書評 巨大な〈名〉の背後の〈!?〉な世界|好書好日

    (霊媒の話より)題未定 安部公房初期短編集 [著]安部公房 文学部で教えていて恐ろしいことがある。安部公房の名前をあげても、〈?〉顔の学生ばかり。いや、この反応に〈!〉顔の教師だって作家の全貌(ぜんぼう)を知っているわけではない。でも学生たちに世界文学の宇宙で燦然(さんぜん)と輝く〈安部公房〉の名くらいは知ってほしいし、その喚起するイメージくらいは共有してほしいと思うものだ。 平易であるが研ぎ澄まされた方法意識に貫かれた文体で、無国籍的で不条理な作品を書いた作家。書所収の短編を読めばわかるように、地名や人名などの固有名詞のない抽象的な作品設定は、その発想力と言葉の力だけで読者を作品世界に引きずり込む。文化的背景についての知識を持たないまっさらな若い読者に、文学の魅力・魔力を伝えるのにこれほどふさわしい作家もいないのだ。 言葉の力だけで、と書いたが、そんな魔力を持った言葉を、その使い手自身

    「題未定 安部公房初期短編集」書評 巨大な〈名〉の背後の〈!?〉な世界|好書好日
    ortica
    ortica 2013/06/08
    [h:keyword:isbn:9784103008118][google:images:題未定]
  • 本の記事 : 訳書は面白く読まれているのか 野谷文昭・東大最終講義 - 中村真理子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ラテンアメリカ文学者の野谷文昭・東京大教授が定年退職を前に、東京大郷キャンパスで1日、最終講義を行った。2008年に着任、郷にはなかったラテンアメリカ文学の研究・教育を立ち上げ、授業やゼミは学生の人気が高かった。一般公開された大教室は、立ち見がでるほどの熱気に包まれた。 最終講義のタイトルは「深読み、裏読み、併せ読み――ラテンアメリカ文学はもっと面白い」。ボルヘス、ガルシアマルケス、バルガスリョサといった名だたる作家が登場する1960年代にさかのぼって講義は始まった。「ラテンアメリカ文学から、孤立や敗北をおそれない勇気を学んだ。出会いは宿命だった」。世界的なブームをへて、翻訳は増えた。だが訳書は面白く読まれているのか、と疑問を投げかける。 ■ラテンアメリカ文学は読み手の中で成長 ガルシアマルケスは多くの作品が訳されているが『百年の孤独』以外は読まれていないとも言われる。固有名詞の多さに

    本の記事 : 訳書は面白く読まれているのか 野谷文昭・東大最終講義 - 中村真理子 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    ortica
    ortica 2013/05/04
    [h:keyword:野谷文昭][h:keyword:逆ストリップ]
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