学校の日本史の教科書には「征韓論」、要するに韓国(朝鮮半島)を攻めなければならない、という意見が、できたての明治政府から出てきた、ということはたいてい書かれていて、日本の学生・生徒の多くは教科書で習うわけですが、そもそもなぜそのような乱暴な話が出て来たのか、ということはなぜか普通は学校では教えていないようです。 →韓国政府が日本政府に伝達した韓国関連の記述に対する修正要求内容 扶桑社の教科書に関する要求はこんな感じ。 (教科書内容(原文引用)) 〇1873年、開国の求めを拒否した朝鮮の態度が無礼であるとし・・・征韓論が台頭した 〇(西卿は)自分が朝鮮に行き、殺されればそれを名目に日本が出兵 (修正要求意見) 〇 朝鮮の条約締結の拒否理由を説明せず、日本の立場から偏って記述 −日本が既存の関係を一方的に破棄しようとしたためであることを説明していない 〇朝鮮が西卿を殺害する可能性があったかのよ