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現実と記録に関するorticaのブックマーク (1)

  • 「忘れられない日本人移民」書評 〈家〉なき存在の現実を映す|好書好日

    忘れられない日人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅 著者:岡村 淳 出版社:港の人 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション 忘れられない日人移民―ブラジルへ渡った記録映像作家の旅 [著]岡村淳 著者の岡村淳は1987年にブラジルに移住して以来、小型ビデオカメラを片手にたった一人でドキュメンタリーを撮り続けている。彼の初期の代表作が、ナメクジの生態を記録した番組であることの意味は大きい。 カタツムリが平気でも、ある意味〈家なし〉のカタツムリであるナメクジを嫌悪する人は多い。「無視され、あるいは偏見を浴びせられている存在」に視線を傾けずにはいられないところにこの希有(けう)な記録映像作家の特質がある。 日からブラジルに渡った移民は二つの国の言語・文化の〈あいだ〉を生きざるをえない、いわば〈家〉なき存在である。労苦を重ね、ひどい差別を受けながらも、たくましく生き抜いてきた名もなき日

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