9月30日、ブリティッシュ・コロンビア大学の研究チームは、地球温暖化の影響で海中の酸素の量が減り、その結果、2050年までに魚のサイズが小型化して、漁獲量も減る可能性があるとの調査論文を発表した。イタリアのピッツォカラブロの工場で昨年11月撮影(2012年 ロイター/Max Rossi) [オスロー 30日 ロイター] 加ブリティッシュ・コロンビア大学の研究チームは30日、地球温暖化の影響で海中の酸素の量が減り、その結果、2050年までに魚のサイズが小型化して、漁獲量も減る可能性があるとの調査論文を発表した。 専門誌「Nature Climate Change」に掲載された同論文は、温暖化ガスの排出が急速に増えた場合、タラやカレイ、ヒラメなど海産魚600種の平均最大体重は、2050年までに2000年時点に比べ14─24%縮小すると予想。調査を率いたウィリアム・チェン氏は、ロイターの取材に「