6月9日、ニュルンベルク裁判以降、行方が分からなくなっていたヒトラーの側近アルフレート・ローゼンベルク(写真)が書き記した日記が見つかったことが分かった。1945年11月撮影。提供写真(2013年 ロイター) [ワシントン 9日 ロイター] - 第2次世界大戦におけるドイツの戦争犯罪を裁いたニュルンベルク裁判以降、行方が分からなくなっていたヒトラーの側近が書き記した日記が見つかったことが、ロイターの取材で明らかになった。 400ページに及ぶこの日記は、ナチスで幹部を務めていたアルフレート・ローゼンベルクのもので、ワシントンのホロコースト博物館による評価では、「日記はナチス時代を考察する上で極めて重要」とされている。またこの日記では、ユダヤ人や東欧の人々を虐殺するための計画についても詳細に触れられているという。