ベルギー・ブリュッセル (Brussels)の欧州議会前で、身体を青く塗って米中央情報局(CIA)によるテロ容疑者の拘束・移送を再現する俳優たち(2008年6月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET 【9月2日 AFP】米ニューヨーク(New York)の連邦控訴裁判所に提訴されている民間企業間の不払いをめぐる訴訟で、2001年9月11日の米同時多発テロ後に米中央情報局(CIA)が行ったテロリスト容疑者の秘密移送の実態が浮かび上がった。 同時多発テロから間もない2002年、ロングアイランド(Long Island)にある個人事業の航空会社スポーツフライト(Sportsflight)は、米政府向けにフライトの提供を始めた。 スポーツフライトはプライベートジェットのチャーター会社リッチモア・エビエーション(Richmor Aviation)から航空機を確保したが、