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近代と伝統に関するorticaのブックマーク (4)

  • 『出雲大社 日本の神祭りの源流』 千家和比古、松本岩雄編、『神の島 沖ノ島』 藤原新也、安部龍太郎著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    最近の若い者は、なっとらん! という人もいるかもしれないが、寺社仏閣の前を通り過ぎる時に、黙礼をしてゆく若者が増えている。 では、彼らは黙礼している寺社の御尊や御祭神を知っているかというと、そうではない。聞くと、パワー・スポットだからというだけである。たしかに、軽薄な印象も受けるが、私は最近、それはそれでよいと思うようになった。つまり、大切なのは、場所なのだ。日の神々は、その場に宿りたまうのであり、その場所に行くことが、大切なのだ。 平成の大遷宮でにぎわう出雲大社。一般向けに書かれた学術論集は、7世紀から続く祭祀(さいし)の伝統と、それ以前の祭祀遺跡を、わかりやすく教えてくれる(千家和比古・松岩雄編『出雲大社 日の神祭りの源流』柊風舎)。 神祭りをするたびに、場所を選んで祭りごとを行った時代から、人びとは巨大な神殿を造ることに、熱中してゆくことになる。なぜ、出雲の人びとは巨大な神殿

  • イスラム世界と西洋中世における自然哲学観の違い グラント『中世における科学の基礎づけ』 - オシテオサレテ

    中世における科学の基礎づけ 作者: エドワード・グラント,小林剛出版社/メーカー: 知泉書館発売日: 2007/01/25メディア: 単行 クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) を見る E・グラント『中世における科学の基礎づけ その宗教的、制度的、知的背景』小林剛訳、知泉書館、2007年、277–301ページ。 イスラム世界では1500年にいたるまで高い水準で精密科学と医学を発達させることができたのに、その後に西洋が初期近代に経験した科学革命を起こすことはできませんでした。逆に西洋世界は精密科学や医学や医学の水準ではイスラム世界にはるかに劣っていたのに、科学革命を経験しました。なぜでしょう?この問いにたいして著者は、イスラム世界が自然哲学抜きの精密科学と医学を促進したのにたいして、西洋は精密科学と医学の水準はたとえ低くとも自然哲学において高い水準に到達したことが、科学革命の有無

    イスラム世界と西洋中世における自然哲学観の違い グラント『中世における科学の基礎づけ』 - オシテオサレテ
    ortica
    ortica 2013/05/15
    [h:keyword:isbn:9784862850027][h:keyword:E.グラント][h:keyword:自然哲学]
  • 本の記事 : 武智鉄二、多彩な顔の奥 よみがえる昭和の文化怪人 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ある時は古典に厳密な歌舞伎演出家、またある時はわいせつも辞さぬ前衛的映画監督、と思えば評論家、美術収集家、競馬予想家、役者……。いくつ顔を持つのかも定かでない男、武智(たけち)鉄二。このところその名をしばしば目にする。やけに気になる。昭和の文化怪人がよみがえろうとしている。 昭和の終わり、1988年に没した武智は12年生まれ。昨年が生誕100年に当たる。これに合わせ、数年前から評伝や多彩な業績を振り返る書物も相次いで出た。 父の残した資産を費やし、戦争のまっただ中で続けた古典芸能の鑑賞の集い「断絃会(だんげんかい)」。野性的な知性と鋭敏な芸術感覚がうかがえる評論の数々。戦後の混乱期に現世坂田藤十郎ら関西の若手を鍛え上げて評判をとった「武智歌舞伎」。多くの人が認める武智の大きな足跡だ。 とはいえ、記念の年が過ぎれば、すーっと波は引いてしまうのが常だ。 ところが、武智は違う。 ■伝統・文化の古

    本の記事 : 武智鉄二、多彩な顔の奥 よみがえる昭和の文化怪人 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    ortica
    ortica 2013/04/03
    [h:keyword:isbn:9784861823602][h:keyword:武智鉄二]
  • 極東ブログ: 日本人と進化論

    昭和の時代のことだが、永六輔だったか天皇に和服を着せようと提言していた。日の天皇なのに和服姿というのはないという穿った話だった。宮中儀礼や婚礼の装束も和服のうちでもあろうが、いわゆる和服ではないだろう。天皇の着流しなどは想像もつかない。天皇家は諸事欧風である。日常の事には和も当然あるだろうが、かしこまった席では欧風と決まっているはず。明治時代が作り出した日というのはそういうハイカラなしろものなのだが、平成も十七年にもなるとなんとなく近代日というか日というイメージが随分変わってきたような気がする。 昭和天皇は生物学者でもあった。戦中も自室にダーウィンの肖像を掲げていたと聞く。その業績は同じく生物学者である今上陛下の業績とともに新江ノ島水族館(参照)に展示されている。科学者としての昭和天皇のありようは、北一輝をして「クラゲの研究者」と呼ばわしめたほどだ。 昭和天皇はダーウィニスト、

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