29日に死亡した元日本赤軍幹部丸岡修受刑者(60)が、刑事裁判で一貫して否定し続けたドバイ事件とダッカ事件への関与を全面的に認めて謝罪する「遺書」を残していたことが、支援関係者への取材で分かった。 関係者によると、遺書は2月22日付で数枚。3月10日付で追記が書かれ、刑務所内から支援者に郵送された。遺書では、刑確定後、「(有罪を認めていれば)人々への公的な謝罪の場があり、(量刑も)有期となる可能性があった」として、後悔の念があったことを明かしている。 控訴審に証人出廷した元メンバー浴田由紀子受刑者(60)が「ダッカ事件のリーダーを知っている」と述べ、丸岡受刑者の関与を否定した点は「控訴審で新証拠が求められ、審理再開のための裁判戦術だった」と説明。 遺書を書いた理由は「墓場まで過ちを持ち込むわけにはいかない。死が現実になったところで決心した」としている。丸岡修受刑者が死亡 ドバイ事件などで無